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国内医療用医薬品市場 2年連続で前年割れ―18年は1.7%減の10.3兆円、薬価改定響く|DailyTopics

IQVIAは2月19日、2018年の国内医療用医薬品市場は前年比1.7%減の10兆3374億7100万円となったと発表した。国内市場が暦年で前年を下回るのは2年連続。昨年4月の薬価改定が響いた。製品別の売上高では、アッヴィのC型肝炎治療薬「マヴィレット」がトップ。2位は抗がん剤「アバスチン」、3位は免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」だった。

 

10兆超えは4年連続

国内医療用医薬品市場が10兆円を上回ったのは4年連続。市場の内訳を見ると、「病院」(100床以上)が4兆5403億1000万円(前年比0.7%増)とわずかに伸びたものの、「開業医」(100床未満)は2兆1155億4900万円(2.3%減)、「薬局その他」は3兆6816億1100万円(4.1%減)と縮小した。開業医市場と薬局市場は3年連続で前年を下回っている。

 

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薬効分類別では、「抗腫瘍剤」が1兆2001億5800万円(9.6%増)でトップ。2位は「糖尿病治療剤」(5493億400万円、0.2%減)、3位は「抗血栓症薬」(4280億9400万円、2.2%減)だった。「レニン-アンジオテンシン系作用薬」(23.9%減)や「脂質調整剤および動脈硬化用剤」(16.1%減)は大幅に減少した。

 

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製品別 トップはマヴィレット、キイトルーダが6位に

製品別では、17年11月発売のC型肝炎治療薬「マヴィレット」(アッヴィ)が1328億3800万円を売り上げてトップ。2位は中外製薬の抗がん剤「アバスチン」(1175億4700万円、2.9%増)、3位は小野薬品工業の免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」(1062億5600万円、6.0%増)だった。

 

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オプジーボのライバルであるMSDの「キイトルーダ」は155.1%増の781億7400万円で6位にランクイン。武田薬品工業の酸関連疾患治療薬「タケキャブ」は24.6%増の681億8700万円で10位に食い込んだ。

 

販売トップは武田 大日本住友などトップ20圏外に

国内の売上高上位20社を見てみると、薬価改定の影響もあり各社軒並み減収となった。

 

販売会社レベル(卸に製品を販売し、その代金を回収する機能を持つ企業)では武田薬品工業がトップ。2位は第一三共で、3位には前年から1つ順位を上げたファイザーが入った。マヴィレットが急拡大したアッヴィは162.5%の増収で、前年のトップ20圏外から16位にランクイン。一方で、大日本住友製薬とアストラゼネカがトップ20から姿を消した。

 

販促会社レベル(MRによる学術宣伝を通じて販促活動を行っている企業。2社以上ある場合はよりオリジネーターに近い企業)では、ファイザーが首位。前年3位だった中外製薬が2位に浮上し、第一三共は前年2位から1つ順位を落とした。

 

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