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ニュース解説

【2019年1月版】製薬大手 抗がん剤パイプライン(4)アストラゼネカ・ブリストル・バイエル

市場拡大が著しく、開発競争も熾烈ながん領域。製薬大手の抗がん剤の開発パイプラインをまとめました(この記事は半年をめどに更新していく予定です)。

 

パイプラインは調査時点で各社がホームページで公表していた情報に基づく。いつ時点の情報かは会社によって異なるため、承認・申請など直近のイベントが反映されていない場合もある。

 

英アストラゼネカ

【英アストラゼネカ】がん領域の後期開発パイプラインの表。<デュルバルマブ(イミフィンジ)|抗体PD-L1抗体>適応:非小細胞肺がん(ファーストライン)、開発段階:P3。適応:非筋層浸潤膀胱がん、開発段階:P3。適応:非小細胞肺がん(CRT併用)、開発段階:P3。適応:頭頸部扁平上皮がん(DNA-HPVワクチンMEDI0457併用)、開発段階:P2。適応:固形がん(抗PD-1抗体MEDI0680併用)、開発段階:P2。適応:頭頸部扁平上皮がん、膀胱がん、非小細胞肺がん(CXCR2阻害薬AZD5069またはSTAT3阻害薬danvatirsen併用)、開発段階:P2。適応:固形がん、開発段階:P2。<デュルバルマブ(イミフィンジ)+tremelimumab|抗体PD-L1抗体+抗CTLA-4抗体>適応:非小細胞肺がん(ファーストライン)、開発段階:P3。適応:限局型小細胞肺がん(CRT併用)、開発段階:P3。適応:頭頸部扁平上皮がん(セカンドライン)、開発段階:P3。適応:肝細胞がん(ファーストライン)、開発段階:P3。適応:頭頸部扁平上皮がん(ファーストライン)、開発段階:P3。適応:膀胱がん(ファーストライン)、開発段階:P3。適応:小細胞肺がん(ファーストライン、SoC併用)、開発段階:P3。適応:尿路上皮がん(ファーストライン、SoC併用)、開発段階:P3。適応:非小細胞肺がん(ファーストライン、SoC併用)、開発段階:P3。適応:胃がん、開発段階:P2。適応:胆道・食道がん、開発段階:P2。<デュルバルマブ(イミフィンジ)+オラパリブ(リムパーザ)|抗体PD-L1抗体+PARP阻害薬>適応:膀胱がん、開発段階:P2。適応:卵巣がん、乳がん、胃がん、小細胞肺がん、開発段階:P2。<オラパリブ(リムパーザ)|PARP阻害薬>適応:BRCA遺伝子変異陽性卵巣がん(ファーストライン)、開発段階:申請。適応:再発・プラチナ抵抗性卵巣がん(VEGF阻害薬cediranib併用)、開発段階:P3。適応:BRCA遺伝子変異陽性乳がん(アジュバント)、開発段階:P3。適応:膵がん、開発段階:P3。適応:前立腺がん、開発段階:P3。適応:BRCA遺伝子変異陽性再発・プラチナ感受性卵巣がん、開発段階:P3。適応:胃がん(AZD6738併用)、開発段階:P2。適応:乳がん(AZD6738またはadavosertib併用)、開発段階:P2。適応:固形がん(adavosertib併用)、開発段階:P2。<acalabrutinib(Calquence)|BTK阻害薬>適応:マントル細胞リンパ腫(ファーストライン)、開発段階:P3。適応:慢性リンパ性白血病(ファーストライン)、開発段階:P3。適応:再発・難治性慢性リンパ性白血病(高リスク)、開発段階:P3。適応:再発・難治性慢性リンパ性白血病、開発段階:P3。適応:造血器腫瘍、開発段階:P2。<オシメルチニブ(タグリッソ)|EGFR阻害薬>適応:EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がん(アジュバント)、開発段階:P3。適応:EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺がん(維持療法)、開発段階:P3。適応:非小細胞肺がん(savolitinibまたはselumetinibまたはイミフィンジ併用)、開発段階:P2。<savolitinib(AZD6094)|MET阻害薬>適応:乳頭状腎細胞がん、開発段階:P3。<selumetinib(AZD6244)|MEK阻害薬>適応:小児神経線維腫瘍、開発段階:P3。<adavosertib(AZD1775)|WEE1阻害薬>適応:卵巣がん(化学療法併用)、開発段階:P2。<(AZD2811)|オーロラキナーゼB阻害薬>適応:固形がん、開発段階:P2。<(AZD4547)|FGFR阻害薬>適応:固形がん、開発段階:P2。<(AZD4635)|A2aR阻害薬>適応:固形がん、開発段階:P2。<(AZD6738)|ATR阻害薬>適応:固形がん、開発段階:P2。<(AZD8186)|PI3Kβ阻害薬>適応:固形がん、開発段階:P2。<capivasertib(AZD5363)|AKT阻害薬>適応:乳がん、開発段階:P2。

 

免疫チェックポイント阻害薬の抗PD-L1抗体デュルバルマブ(製品名・イミフィンジ)は、抗CTLA-4抗体tremelimumabやPARP阻害薬オラパリブ(リムパーザ)、CXCR2阻害薬AZD5069など、さまざまな薬剤との併用療法を中心に開発。抗PD-1抗体MEDI0680との組み合わせも臨床第2相(P2)試験が行われています。

 

オラパリブは、BRCA遺伝子変異陽性卵巣がんの維持療法への適応拡大を申請中。膵がんや前立腺がんでもP3試験が進むほか、ATR阻害薬ADZ6738などとの併用療法についてもP2試験で検討されています。

 

2017年にマントル細胞リンパ腫の適応で米FDAから承認を取得し、血液がんに参入する契機となったBTK阻害薬acalabrutinib(Calquence)は、慢性リンパ性白血病への適応拡大に向けた開発がP3試験段階。MET阻害薬savolitinib(開発コード・AZD6094)やMEK阻害薬selumetinib(AZD6244)もP3試験を実施中です。

 

米ブリストル・マイヤーズスクイブ

※次回更新時(2月)に追加する予定です。

 

独バイエル

【独バイエル】がん領域の後期開発パイプラインの表。<darolutamide(BAY 1841788)|アンドロゲン受容体拮抗薬>適応:非転移性去勢抵抗性前立腺がん、開発段階:P3。適応:転移性ホルモン感受性前立腺がん、開発段階:P3。<copanlisib(BAY 80-6946)|PI3K阻害薬>適応:非ホジキンリンパ腫、開発段階:P3。ラジウム-223二塩化物(ゾーフィゴ)|放射性医薬品>適応:がん、開発段階:P2。<rogaratinib(BAY 1163877)|pan-FGFR阻害薬>適応:尿路上皮がん、開発段階:P2/3。

 

現在、P3試験の段階にあるのは、アンドロゲン受容体シグナル伝達阻害薬darolutamide(BAY 1841788)と、PI3K阻害薬copanlisib(BAY 80-6946)の2品目。darolutamideは前立腺がんを対象に、copanlisibは非ホジキンリンパ腫を対象に開発が進められています。

 

FGFR阻害薬rogaratinib(BAY 1163877)は尿路上皮がんでP2/3試験を実施中です。

 

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