公取委 日本ケミファなどに立ち入り検査、価格カルテルの疑い
公正取引委員会は1月22日、後発医薬品を製造販売する日本ケミファとコーアイセイの2社に、独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査を行った。
報道によると、高リン血症治療薬の炭酸ランタンの販売をめぐり、価格カルテルを結んだ疑いがあるという。日本ケミファと、コーアイセイの親会社・コーア商事ホールディングスは「公取委の検査には全面的に協力する」とのコメントを発表した。
アステラス KMバイオロジクス製品の販売終了へ
アステラス製薬は1月22日、KMバイオロジクス製品のヒト用ワクチンと血漿分画製剤の販売を終了すると発表した。
対象製品のうち、ヒト用ワクチン7製品の情報提供活動は4月1日からMeiji Seika ファルマが実施。販売も、アステラスの在庫がなくなり次第、Meijiに移管する。血漿分画製剤は8月1日以降、日本血液製剤機構が販売を引き継ぐ。
対象製品の売上高は約240億円(2018年3月期)。販売終了は、KMバイオロジクスとの販売提携契約の満了に伴うもの。
アステラス 催眠鎮静剤「ドルミカム」を丸石製薬に譲渡
アステラス製薬は1月22日、催眠鎮静剤「ドルミカム」の製造販売承認を4月1日付で丸石製薬に譲渡すると発表した。同日以降、同薬の販売と情報提供は丸石製薬が行う。