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今だから好条件の転職が実現する
CROからCROへの転職

CROで臨床開発モニターを経験した人が別のCROへ転職することで、主に次のような希望を叶えられると言われています。

  • 年収アップ
  • 働き方を変えたい
  • 育休・産休取得OK
  • 内勤・他職種へ転向

キャリアアップ・オンコロジー・国際共同治験
では、そんなCROからCROへの転職について、詳しく見ていきましょう。

1. CROからCROへ転職する意義

条件アップと今後のキャリア

他CROに転職する人の動機のベスト5

  1. 年収をアップしたい
  2. キャリアアップしたい(オンコロジーや国際共同治験に携わりたい)
  3. 働き方を変えたい
  4. 将来的に内勤や他職種に移りたい
  5. 育休・産休の取得しやすい企業で働きたい

20代も多く存在し、女性が7割と言われるこの業界ですが、人材紹介会社に転職相談に来るCRA(臨床開発モニター)は、
30代が最多で男女比は半々ほど。多くの方が、他社CROの情報を知る機会がなく、転職の必要性に気づくことができないでいると言われています。
製薬メーカーに転職できれば待遇・環境が劇的に改善する、というイメージはほとんどの方がお持ちですが、他のCROに転職することでも同様の希望を叶えられることは、あまり知られていません。

CROが臨床開発モニターに支給している年収は、平均しておよそ500万円~600万円(経験3~5年程度)。ですが、年収750万円以上など、給与水準の高いCROも少なくはありません。

現在、CROの業界は売り手市場と言われており、コストが掛かっても優秀な臨床開発モニター人材を獲得したいと考える企業も少なくありません。そのため、転職を機に年収アップする人が増えています。

また、CRAあたりのプロトコール数は2~3が一般的ですが、企業によってはプロトコール数1または4以上も存在します。1つのプロトコールに集中するか、幅広く経験を積むか…キャリアやライフスタイルに応じて働き方を選ぶのも、転職の醍醐味です。

Aさん(31歳・女性)
の転職例

年収
500万円
630万円
プロト
コール数
3
1

Aさん(31歳・女性)は、B社からC社へ転職後、1つのプロトコールに集中することができ、残業時間も以前より減らすことができました。
ところが、年収が130万円アップ。その理由は…

同じCROでも、ベース給与や残業代の付き方に雲泥の差

プロトコール数が減り、残業時間が減ったことで、普通なら給与は下がりそうなもの。ですが、Aさんの場合、B社が複数のプロトコールを部分的に請け負っているのに対し、C社では1つのプロトコールを丸ごと請け負って利益を出しているため、ベース給与額が高く、給与はむしろ上昇。プロトコール数が減ったことで業務量が少なくなったわけではありませんが、1つの治験に集中することができるため、効率は格段に上がったと言います。

加えて、B社とC社で残業の規定が大きく異なり、結果として短い残業時間ながらも給与額を落とさずに済んだのです。

B社の残業代規定
・ 基本給に残業代30時間を含む
・ 出張時の残業は、訪問先病院を出る時刻までを残業代の対象とみなす(移動時間は残業に含まない)。
C社の残業代規定
・ 残業代は基本給とは別途支給
・ 出張時の残業は移動時間も含み、自宅最寄りの空港に到着した時刻までを残業代の対象とみなす。

B社はあらかじめ基本給にみなし残業が組み込まれていますが、C社は別途支給。加えてC社では移動時間まで残業に含まれるため、東京在住のAさんが例えば札幌の病院に出張した場合、帰りの飛行機で羽田空港に到着するまでが残業代の対象となります。

このように、給与のベース額や残業手当、細かな部分では外勤手当や日当額は、企業によって実はまちまち。残業が多いのにみなし残業のCROに勤めているなど、現職の条件が良いとは言えない人は、他のCROの条件を確認し、転職した場合の給与シミュレーションをしてみると良いでしょう。

育休・産休は「制度があるか」ではなく「取得できるか」が重要

「今の職場は『育休・産休アリ』とあったから入社したのに、実際はとても取れる雰囲気じゃなかった」というのはよくある話です。過去の失敗を元に、今度はしっかり取得実績がある企業やバックアップ体制の整った大手CROなどへ転職する人は少なくありません。

なお、育休・産休を目的に転職する場合は、育休・産休を取得できるのは入社後1年以上の社員と労使協定で定めている企業が多いです。従って、最低でも取得する1年前までには転職することが必須となります。

CROの違いが将来の大きな差に繋がる

給与やプロトコール数が企業毎に異なるように、選べるキャリアも企業によって大きく異なります。同じ人でも、入社してから一貫してモニターという企業もあれば、ステップアップやキャリアチェンジできる企業もあります。

CRAからキャリアアップ・キャリアチェンジできるポジションの例

・ PL(プロジェクトリーダー)、PM(プロジェクトマネージャー)、海外拠点で就業
・ 開発企画部門
・ メディカルライティング、QC、DM
・ 臨床開発モニターアシスタント(結婚・出産後の女性を対象とした出張や残業の少ない内勤職)

オンコロジーや国際共同治験を経験し、製薬メーカーへ

一方、CRAのスペシャリストを目指すなら、よりキャリアアップできる環境に身を置くことが重要です。

長らく日系中堅CROに勤めてきたDさんは、将来製薬メーカーへ転職するために、今後需要が予想されるオンコロジーや国際共同治験の経験を積めるCROへ行き、臨床開発モニターとしての市場価値を高めることを選びました。他にも、豊富な経験を積むため、あえてプロトコール数の多いCROへ転職する方も居ます。

各企業の残業代規定やキャリアアップ・キャリアチェンジの選択肢、育休・産休の取得実績など…これらの情報はネット上に公開されていない場合が多いです。
Answers(アンサーズ)にお問合せ頂ければ、企業ごとの詳細な情報を提供できますので、お気軽にご連絡下さい。

2. 失敗しないCRO選びのコツ

続いて、転職する際のポイントについて解説します。

年収や育休・産休などの待遇重視は大手CRO

給与額や育休・産休の取得のしやすさを優先するならば、大手CROを中心に探すと希望に近い企業が見つかりやすいでしょう。リーダー・マネージャーへのキャリアアップや、裁量の多い職場で自分を鍛えたい、という場合は、実力主義の中堅CROという選択肢もあり得ます。

参考:大手CROとは…

出典:ミック経済研究所資料

シミック、イーピーエス、クインタイルズ、パレクセルのCRO大手4社に加え、M3グループ(メディサイエンスプランニング・MICメディカル・メビックス)や伊藤忠グループ(エイツーヘルスケア・A2PRA)などの新興大手CROなども台頭してきています。
なお、上記の表の数字は2015年時のデータです。薬事日報によると、たとえばクインタイルズでは2016年末までにCRAを1000人体制にすると掲げ、現在増員に注力中。各企業が擁するCRAの数は、日々変動しています。

CROの将来性を見極める上で大切な2つの情報

CROの将来性は、転職する上でとても重要な判断材料です。なぜならCRO業界は、製薬企業が大手企業や実績ある企業にアウトソーシングを依頼する傾向にあり、実力のない企業の淘汰・再編が進んでいるからです。すぐつぶれてしまうようなCROに転職しないよう、企業基盤を見極めることが大切です。

将来性のあるCROを見極める方法は、大手企業を選ぶこと、だけではありません。従業員数や会社規模、売上、資本金などの情報からわかるのは、あくまで現在の状況のみ。より確実に将来性ある企業を選ぶには、オンコロジーや国際共同治験など将来性ある分野への対応状況と、プリファード契約の有無など、今後の受注が必然的に増えそうか否かを見極める必要があるでしょう。

1. オンコロジー領域や国際共同治験に対し、企業としてどう対応しているか

オンコロジー・国際共同治験は、CROとしても、臨床開発モニターとしても、今後の市場価値を左右する重要な事項。既に手がけている、あるいは今後参入の予定がある企業は、そうでない企業と比べて、生き残りやすいと推測することができます。

2.プリファード契約の有無

プリファード契約とは、ある製薬メーカーが自社で開発する薬の治験すべてを一括して特定のCROに委託する、優先契約のことです。グローバルで全世界的に取り交わされることが多いため、日系よりも外資系CROに多いのが特徴。こちらも、大手製薬メーカーとプリファード契約を結んでいるCROならば、当面の間、受注面は安泰と考えられそうです。
但し、上記2つはあくまで目安です。企業の将来は業界の動向や経済状況など様々な影響の上に成り立つものです。1と2のどちらか、または両方を満たしているからと言って必ずしも安泰とは限りません。いろいろな事柄を目安にしながら、最終的には総合的な観点で判断していくことが重要です。

補足:プリファード契約の欠点

一般的には優位性が高いとされるプリファード契約ですが、企業によっては欠点となる場合があります。プリファード契約は、一度契約を結んでしまうといかなる場合も受注を断れないため、例えCRAが不足していても、治験の依頼を引き受けなければなりません。そのため人手不足の中、治験が行われ、CRAの重労働、クオリティの低下、企業の信用問題の低下に発展する場合も時にはあります。

こうした事情から、日系CROの中には、あえてプリファード契約を結ばず、代わりにオンコロジーや国際共同治験に注力したり、社内に企画部門を設置し、プロトコールの企画から受注できる体制を確立し、企業価値を高めているところもあります。日系だからダメ、プリファード契約をしているから良い、というように早合点せず、判断に困ったら一度Answers(アンサーズ)のコンサルタントにご相談下さい。

紹介会社が行う“カジュアル面談”で直接CROの人に話を聞く

カジュアル面談という試みが製薬業界に広がっていることをご存知ですか。ネットに掲載されているような情報だけでは、なかなか会社内部の雰囲気まではわからず、応募には踏み切りにくいですね。「まだ応募しないけど、まずは直接CROの人に話を聞いてみたい」という場合は、カジュアル面談を利用するのがベターです。

カジュアル面談とは、一部の人材紹介会社が実施する、新しい試み。まだ応募するか決まってないCROに対して、合否に関係のない面談の場を組み、人事や現場の社員と直接話をしたり、職場の雰囲気を見学することができます。
カジュアル面談をご希望の場合は、Answers(アンサーズ)の無料転職サポートをご利用下さい。

3. 転職活動の進め方

働きながら転職活動を行うのが一般的

あなたはどうやって面接に行きましたか?

代休・フレックス・勤務時間中など、仕事に調整を付けた/有給を使用/その他

出張の多いCRA(臨床開発モニター)では、どのようにして転職活動を行うかも意見が分かれるところ。ほとんどの人は忙しい中でも、退職せず、働きながら転職活動を行っているようです。

働きながら面接に行くことが可能か、気になるところですが、Answers(アンサーズ)の調査によると、約7割の人が、代休やフレックスを利用したり、仕事帰りや仕事の合間にこっそり立ち寄るなど、業務を調整して面接へ行っていることが判明しました。

また、働きながら転職活動を行う上で、ぜひとも利用しておきたいのが人材紹介会社です。人材紹介会社の転職サービスには、次のようなメリットがあるからです。

  • 自分が働いている間に、代わりに求人や情報を収集してもらえる
  • 面接日時について、自分の代わりに応募先と折り合いをつけてくれる
  • カジュアル面談のセッティングを行ってくれる
  • 入社日や条件等の交渉を行ってくれる

転職にあたってやらなければならないことの多くを代行してくれるため、働きながら転職活動を行う際の負荷を軽減することができます。

転職活動の流れ

人材紹介会社を利用した場合の転職の流れは下記の通り。人材紹介会社にできるだけ多くの求人をピックアップしてもらい、複数のCROを見比べて入社先を決めるのがポイントです。

1

人材紹介
会社に登録

2

情報提供・
カジュアル
面談

3

応募・
面接対応

4

面接

5

内定

6

入社

面接では、あらかじめ聞かれそうな質問の準備を

人材紹介会社を利用した場合の転職の流れは下記の通り。人材紹介会社にできるだけ多くの求人をピックアップしてもらい、複数のCROを見比べて入社先を決めるのがポイントです。

面接で聞かれることベスト5

  1. 志望動機(なぜそのCROを選んだか、選ぶ必要があったか)
  2. 症例の獲得率(具体的かつ正直に)
  3. 転職理由(また転職するのでは? と思われない解答を)
  4. 今後やりたい仕事
  5. リーダー業務をやりたいかどうか

面接では、あらかじめ聞かれそうな質問を想定し、答えを考えておくことが大切です。相手を不安がらせない解答をすることはもちろん、「いかに自分がこの企業に相応しいか」を伝えられると有利です。

CRAの採用は、実力+人柄で決まる、とも言われます。面接本番は、相手に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるよう、にこやかに振る舞いましょう。

今後、CROへの転職はどんどん厳しくなる?

近年、製薬メーカーの開発ラッシュによりCRO需要は高まっているものの、先述の通り、CROの数自体は、再編・淘汰により減少の傾向にあります。一方で、臨床開発モニター不足を解消すべく、各社とも新卒採用を活発化。加えて、薬剤師や看護師など、他業種から臨床開発モニターを積極採用する動きもあり、売り手市場自体は変わらないものの、条件の良いCROには、今後入りづらくなることが予想されます。

安定した業界の中で、より条件の良いCROに身を置くなら、今から動き出しておくことがベターです。

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