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ノボ、郡山工場に40億円追加投資/アルフレッサ、ドローンで医薬品定期配送 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年4月23日)

更新日

AnswersNews編集部

(写真:ロイター)

 

ノボ、郡山工場に40億円追加投資…生産能力拡大

ノボノルディスクファーマは4月23日、郡山工場(福島県郡山市)に40億円の追加投資を行うと発表した。同社は過去数年間、同工場の経口GLP-1受容体作動薬の生産能力拡大に20億円を投資しており、追加分を合わせた総投資額は60億円となる。追加投資は安定供給体制の強化が目的。キャスパー・ブッカ・マイルヴァン社長は同日、デンマーク大使館が東京都内で開いた同国と日本のライフサイエンス分野での交流に関するイベントで「製造拠点への投資により、高品質な製品を日本の患者に確実に届ける」と述べた。

 

ドローンで医薬品を定期配送…アルフレッサ、静岡で開始

アルフレッサホールディングスは4月23日、子会社アルフレッサがドローンを使った医薬品の定期配送を静岡県川根本町で開始したと発表した。定期配送は、ドローン開発と物流サービスを手掛けるエアロネクスト(東京都渋谷区)と、その子会社NEXT DELIVERYと共同で実施。アルフレッサの静岡物流センターから川根本町にあるNEXT DELIVERYの拠点に陸路で医薬品を運び、そこからドローンを使って医療機関に配送する。まずは町内の1医療機関から開始し、災害時の活用を見据えて対象を広げていく。

 

あすか製薬 東レと共同開発の癒着防止材、P3試験で主要評価項目達成できず

あすか製薬は4月23日、東レと共同開発している癒着防止材「TRM-270」について、臨床第3相試験で主要評価項目を達成できなかったと発表した。試験は、消化器領域の外科手術後の癒着防止を対象に実施。主要評価項目である小切開創の癒着発生割合で既存治療に対する非劣性を示すことができなかった。あすか製薬は試験結果の詳細な分析を進め、開発方針を検討する。

 

杏林、25年3月期業績予想を上方修正…導出一時金計上で

杏林製薬は4月23日、2025年3月期の業績予想を上方修正したと発表した。修正後の予想は▽売上高1300億円(従来予想比66億円増)▽営業利益125億円(60億円増)▽経常利益132億円(63億円増)▽純利益90億円(40億円増)――。MRGPRX2拮抗薬「KRP-M223」に関するノバルティスとのグローバルライセンス契約に伴う一時金収入5500万ドルを計上し、売り上げ、利益とも従来予想を上回る見込みとなった。

 

モデルナ、新型コロナワクチンのプレフィルドシリンジ製剤が承認

モデルナ・ジャパンは4月23日、新型コロナウイルス感染症ワクチン「スパイクバックス」のプレフィルドシリンジ製剤が承認されたと発表した。12歳以上用の1回接種用0.5mLが充填された製剤で、医療従事者の負担軽減や接種の効率化を期待する。6月初旬に供給開始する予定。

 

GHIT Fund、富士レビオなどの結核診断薬開発に投資

グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)は4月23日、結核診断薬と2つの顧みられない熱帯病治療薬の開発に計約6.9億円を投資すると発表した。投資先は、富士レビオや独ハイデルベルク大病院などが行う結核診断薬開発(投資額約6.8億円)と、北里大、長崎大、東京大、DNDiによるシャーガス病とリーシュマニア症に対するスクリーニングプロジェクト(約1590万円)。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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