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メディパルHD、アキュリスファーマに出資/ファイザー、血友病薬ヒムペブジ発売 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年3月24日)

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AnswersNews編集部

 

メディパルHD、アキュリスファーマに出資

メディパルホールディングス(HD)は3月24日、コーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを通じてアキュリスファーマ(東京都港区)に出資したと発表した。アキュリスが行う第三者割当増資をCVCファンドで引き受ける。メディパルHDとアキュリスは業務提携に関する基本合意書も締結。アキュリスが開発品を国内で販売する際には、流通に加え、メディパルHDのAR(MR資格を持つMS)やPMSなどの機能を活用し、市場浸透を支援する。アキュリスはてんかん発作に対する抗けいれん薬ジアゼパム点鼻液を申請中。ナルコレプシーや睡眠時無呼吸症候群に伴う日中の過度な眠気に対する治療薬pitolisantの申請準備を進めている。

 

ファイザー、血友病治療薬「ヒムペブジ」発売

ファイザーは3月24日、血友病治療薬の抗TFPI抗体「ヒムペブジ皮下注ペン」(一般名・マルスタシマブ)を発売したと発表した。適応は「血液凝固第VIII因子または第IX因子に対するインヒビターを保有しない先天性血友病患者における出血傾向の抑制」で、12歳以上かつ体重35kg以上のインヒビターを持たない血友病Aと血友病Bの患者が対象。週1回投与の固定用量のプレフィルドペン型製剤で、患者の負担軽減が期待できる。薬価は150mg1mL1キット88万3108円。ピーク時に301億円の販売を見込む。

 

J-TEC、タカラバイオから腸管上⽪モデルの開発権取得

ジャパン・ティッシュエンジニアリング(J-TEC)は3月24日、タカラバイオから研究用ヒト腸管上⽪モデルの開発権を取得したと発表した。iPS細胞から培養したオルガノイドを使って製造するもので、J-TECは関連する技術の特許に関する権利をタカラバイオから譲受。J-TECはこれらの技術を使い、2026年度第1四半期の発売を目指して新たな研究用腸管上皮モデルを開発。海外展開も進め、早期に数億円規模の売り上げを目指す。

 

ギリアド、HIV対策で寄付プログラム…非営利団体の活動支援

ギリアド・サイエンシズは3月24日、HIV対策に取り組む非営利団体の活動を支援する寄付プログラムを開始すると発表した。▽検査機会の拡充▽医療体制の整備▽予防策の普及・啓発▽偏見の解消と理解の普及――の4つの課題に対し、活動案を募集する。募集期間は4月1日~6月13日で、ギリアドの審査委員会による審査を経て寄付先の活動と団体を決める。

 

ロゼッタ CSRドラフトを生成AIで自動作成、ツールを発売

AI翻訳サービスを手掛けるロゼッタ(東京都千代田区)は3月24日、製薬企業向け生成AIソリューション「ラクヤク AI MW エディタ」を発売したと発表した。第1弾として、治験総括報告書(CSR)のドラフトの自動作成ツールを実装。CSR作成にかかる時間を50~60%削減し、コスト削減につなげる。同社は2024年8月から国立がん研究センター中央病院と、生成AIを活用した治験関連文書の自動作成に関する研究を共同で行っており、今回発売したものはこれを製薬企業向けに調整したもの。

 

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