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ベーリンガーインゲルハイム、経口HER2阻害薬ゾンゲルチニブを申請/塩野義、ADHD治療用アプリの承認取得 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年2月18日)

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AnswersNews編集部

 

ベーリンガーインゲルハイム、経口HER2阻害薬ゾンゲルチニブを申請

日本ベーリンガーインゲルハイムは2月18日、経口HER2特異的チロシンキナーゼ阻害薬ゾンゲルチニブを申請したと発表した。申請した適応は「HER2遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」。申請は、HER2遺伝子変異陽性の切除不能または転移性の固形がん患者を対象に単剤療法を評価した臨床第1相(P1)非盲検用量漸増試験の結果に基づく。

 

塩野義、ADHD治療用アプリの承認取得

塩野義製薬は2月18日、小児の注意欠如多動症(ADHD)治療用アプリ「エンデバーライド」の承認を取得したと発表した。脳の前頭前野を活性化するよう設計されており、患者ごとに最適化された二重課題を行うことで大脳皮質を刺激し、不注意、多動性、衝動性の改善を促す。ADHDを対象とした治療用アプリの承認は国内初。塩野義は米アキリから日本と台湾での独占的開発・販売権を取得し、開発を進めてきた。

 

CureApp、減酒治療アプリが承認…サワイが販売へ

CureApp(東京都中央区)は2月18日、アルコール依存症に対する治療アプリの承認を取得したと発表した。2025年中の保険適用と発売を目指す。販売は、ライセンス契約を結ぶサワイグループホールディングス(HD)が行う。アルコール依存症の治療補助アプリの承認は国内初。アプリは、患者が入力した飲酒量や体調の情報をもとに、疾患に関連する情報提供や個別化された目標の提案を行い、減酒に向けた行動変容を促す。

 

杏林、米社と感冒後嗅覚障害治療薬のオプション契約

杏林製薬は2月18日、米Cyrano Therapeuticsが創製した感冒後嗅覚障害治療薬「CYR-064」 について、同社とオプション契約を結んだと発表した。杏林は日本での開発・販売権のライセンスに関するオプション権を取得。Cyranoにオプションフィーを支払うとともに、オプション権を行使した場合は一時金とマイルストン、売り上げに対するロイヤリティを支払う。Cyranoは米国で同薬のP2試験を進めており、今年後半に結果が判明する予定。同薬は、非特異的ホスホジエステラーゼ阻害薬作用によってcAMPの分解を抑制し、細胞内濃度を上昇させて神経の興奮性を高める薬剤。

 

「コスタイベ」欧州で承認

MeijiSeikaファルマは2月18日、新型コロナウイルスワクチン「コスタイベ」が欧州で承認されたと発表した。承認を取得したのは創製元の米アークトゥルス・セラピューティクスで、申請にはMeijiSeikaファルマが日本で行ったP3試験の結果も使われた。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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