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ニプロ、埼玉の研究所で毒物紛失…誤って廃棄か/大塚、精神疾患診断支援アプリを共同開発 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年1月29日)

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AnswersNews編集部

 

ニプロ、埼玉の研究所で毒物紛失…誤って廃棄か

ニプロは1月29日、埼玉県春日部市の研究所で毒物を紛失したと発表した。紛失したのはニコチン475gなどで、誤って廃棄した可能性が高いという。2011年の購入時から毒物劇物取締法に従って鍵のかかる設備で保管していたが、使用期限を迎えたため廃棄しようとしたところ、昨年12月23日に保管していた容器がなくなっていることが発覚。保管設備を変更した際にほかの廃棄物にまぎれて焼却処分した可能性が高いというが、原因はわかっていない。同社は今年1月10日に警察と保健所に報告。警察の協力も得て社内調査を行ったが見つからず、同月24日に被害届を出した。同社は「深くお詫びし、原因究明に尽力するとともに、再発防止に向けて安全管理に努める」としている。

 

emol、大塚製薬と精神疾患の診断支援アプリ開発

精神疾患向けプログラム医療機器を開発するemol(東京都豊島区)は1月29日、大塚製薬と共同研究契約を結び、精神疾患の診断を支援するアプリケーションの開発を始めたと発表した。emolは非医療領域でメンタルヘルスケアアプリを提供しているほか、強迫症治療用アプリの臨床研究を行っている。

 

ジャズファーマジャパン、第一種医薬品製造販売業許可取得

ジャズファーマシューティカルズジャパンは1月29日、東京都から第一種医薬品製造販売業許可を取得したと発表した。同社は日本で難治性てんかん治療薬カンナビジオールの臨床第3相(P3)試験を実施中。許可取得で処方箋医薬品の製造販売が可能になり、同社は「日本での活動の重要な一歩」としている。

 

MeijiSeikaファルマ、サブライセンス先が中国でサフィナミドの承認取得

MeijiSeikaファルマは1月29日、イタリアのNewron Pharmaceuticalsから導入したパーキンソン病治療薬サフィナミドについて、サブライセンス先のZambon(イタリア)が中国で承認を取得したと発表した。MeijiSeikaファルマは2011年にNewronとライセンス契約を結び、日本と主要なアジア地域での権利を取得。17年には日本での販売権と中国を除くアジア14カ国・地域での開発・販売権をエーザイに再許諾するとともに、中国ではZambonとサブライセンス契約を結んだ。中国ではZambonの現地子会社が販売し、今年第2四半期の発売を予定している。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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