ユーシービー「シムジア」アステラスとの販売提携終了へ
ユーシービージャパンは11月6日、関節リウマチ・乾癬治療薬「シムジア」について、アステラス製薬との販売提携を2025年4月1日で終了すると発表した。同日以降は、ユーシービーが単独で販売、販売促進活動、流通を担う。両社は12年に販売提携契約を締結。13年にユーシービーが承認を取得し、アステラスが販売を行ってきた。契約終了の理由についてユーシービーは「初期の目的を達成したため」としている。アステラスの決算によると、同薬の23年度の売上高は100億円。
決算
ゼリア新薬工業(24年4~9月期、11月6日発表)
▽売上高424億2200万円(前年同期比15.7%増)▽営業利益64億5900万円(21.2%増)▽経常利益79億4900万円(44.6%増)▽純利益60億6100万円(12.3%増)――。潰瘍性大腸炎治療薬「アサコール」やクロストリジウム・ディフィシル感染症治療薬「ディフィクリア」などが海外で売り上げを伸ばし、為替の影響もあって大幅な増収増益となった。25年3月期は売上高860億円(前期比13.6%増)、営業利益110億円(14.3%増)を見込む。