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ネクセラの不眠症薬「クービビック」塩野義が単独販売/「コスタイベ」国内生産品、12月以降出荷開始へ など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2024年10月1日)

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AnswersNews編集部

 

ネクセラの不眠症薬「クービビック」塩野義が単独販売

ネクセラファーマは10月1日、子会社ネクセラファーマジャパンが先月承認を取得した不眠症治療薬「クービビック錠」(一般名・ダリドレキサント)について、持田製薬との流通・販売に関する提携を解消し、新たに塩野義製薬と販売提携契約を結んだと発表した。塩野義が単独で流通と販売を行い、持田の子会社・持田製薬工場が製造する。事業スキームの見直しに伴い、持田はネクセラと塩野義から一時金を受け取る。持田は2019年にスイスのイドルシア・ファーマシューティカルズと同薬の供給・共同開発・共同販売のライセンス契約を締結。日本で共同開発を進めてきた。持田と塩野義は23年に同薬に関する販売提携を結んだが、これは解消した。

 

MeijiSeikaファルマ「コスタイベ」国内生産品、12月以降出荷開始へ

Meiji Seikaファルマは10月1日、新型コロナウイルスワクチン「コスタイベ筋注用」について、国内製造所の追加を申請したと発表した。同社はアルカリス(福島県南相馬市)と連携して原薬から製剤まで国内で一貫して製造できる体制を構築。今年12月以降、国内生産品の出荷を開始する。

 

塩野義、UMNのワクチン生産機能をシオノギファーマに吸収

塩野義製薬は10月1日、来年4月1日付で子会社UMNファーマのワクチン生産機能を生産子会社シオノギファーマが吸収分割によって承継すると発表した。ワクチン生産機能の強化と効率化が目的。UMNの秋田工場はシオノギファーマのワクチン生産拠点となり、UMNの秋田研究所、横浜研究所、東京本社は閉鎖する。シオノギファーマにUMNのワクチン生産機能を組み込むことで、初期製法設定から治験薬製造、商用生産へのスケールアップを含むワクチン生産体制を一元化し、機能間の連携を強化する。UMNは来年6月上旬に清算する。

 

「エンハーツ」化学療法未治療のHER2低発現・超低発現乳がん、米で申請受理

第一三共は10月1日、抗HER2抗体薬物複合体(ADC)「エンハーツ」(トラスツズマブ デルクステカン)について、「1つ以上の内分泌療法を受けた化学療法未治療のHER2低発現またはHER2超低発現の転移再発乳がん」への適応拡大の申請が米FDA(食品医薬品局)に受理されたと発表した。優先審査に指定され、審査終了目標日は来年2月1日に設定された。同適応では8月に欧州でも申請が受理されている。

 

ネクセラファーマジャパン、元BMS研究開発本部長の杉田氏が社長に就任

ネクセラファーマは10月1日、チーフ・メディカル・オフィサー(CMO)と子会社ネクセラファーマジャパンの社長に杉田真氏が就任したと発表した。杉田氏はヤンセンファーマやアストラゼネカといった製薬企業や大手CROパレクセル・インターナショナル日本法人で研究開発や事業運営に従事。ブリストル・マイヤーズスクイブ日本法人ではバイスプレジデント兼研究開発本部長を務めた。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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