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住友ファーマ 他家iPS細胞由来RPE細胞、臨床試験で最初の移植 など|製薬業界 きょうのニュースまとめ(2024年8月5日)

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AnswersNews編集部

 

住友ファーマ 他家iPS細胞由来RPE細胞、臨床試験で最初の移植

住友ファーマは8月5日、ヘリオスと共同開発している他家iPS細胞由来網膜色素上皮(RPE)細胞について、網膜色素上皮裂孔患者を対象とする臨床第1/2相(P1/2)試験で最初の被験者への移植が行われたと発表した。今回の移植は患者1人を対象に行うパート1で、一定期間の経過観察で安全性の問題が認められなければ、患者20人を対象としたパート2のランダム化フェーズに進む。

 

レオファーマ「アドトラーザ」ペン製剤が承認

レオファーマは8月5日、アトピー性皮膚炎治療薬「アドトラーザ皮下注」(一般名・トラロキヌマブ)のペン製剤が承認されたと発表した。同薬は初回に600mg、その後は300mgを2週間ごとに投与する。これまでは150mgのプレフィルドシリンジ製剤のみだったが、300mgのオートインジェクター製剤を追加することで利便性を高める。同薬は抗IL-13抗体で、シリンジ製剤は2022年に承認された。

 

メタジェンセラピューティクス、山形に「献便施設」オープンへ

メタジェンセラピューティクス(山形県鶴岡市)は8月5日、腸内細菌を使った医薬品の原材料となる便を集めるための「献便施設」を同市の鶴岡サイエンスパーク内に開設すると発表した。来年4月にオープン予定の「腸内細菌ドネーションサイト 鶴岡(仮称)」は献便(便の提供)用に開発された専用トイレを備え、ドナーから提供された便は専用ボックスで隣室の設備に運び、腸内細菌を抽出する。同社は今年4月に腸内細菌叢バンクの運用を開始し、ドナー候補者を募集している。

 

塩野義 抗菌薬セフィデロコル、中国で申請受理

塩野義製薬は8月5日、自社創製のシデロフォアセファロスポリン系抗菌薬セフィデロコルについて、中国で申請が受理されたと発表した。申請は、同国内の複雑性尿路感染症患者150名を対象に行ったP3試験の結果に基づく。中国では、中国平安人寿保険股份有限公司との合弁会社、平安塩野義有限公司が開発を行っている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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