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JCRファーマ「テムセル」適応拡大の開発中止/Heartseedがグロース上場 など|製薬業界きょうのニュースまとめ(2024年7月30日)

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AnswersNews編集部

 

JCRファーマ「テムセル」新生児低酸素性虚血性脳症への適応拡大の開発中止

JCRファーマは7月30日、再生医療等製品「テムセルHS注」について、新生児低酸素性虚血性脳症(nHIE)への適応拡大に向けて行っていた開発を中止すると発表した。標準治療である低体温療法との併用を検討した臨床第1/2相(P1/2)試験で、低体温療法のみの群と比べて生後18カ月時点の発達指数で臨床的に意義のある差を示せなかった。テムセルは健康成人の骨髄由来の間葉系幹細胞。2015年に急性移植片対宿主病に対する治療として承認された。

 

Heartseedが東証グロース上場

慶応大発バイオベンチャーのHeartseedが7月30日、東証グロース市場に上場した。公開価格1160円を33.4%上回る1548円で初値を付けたあと、一時1709円まで上昇したがその後下落し、1580円で初日の取引を終えた。同社は重症心不全を対象に他家iPS細胞由来の心筋球を開発しており、国内でP1/2試験を進めている。上場に伴って開示した2024年10月期の業績予想は売上高1億5300万円(前期比55.6%減)、純利益17億9800万円の赤字(前期は14億7300万円の赤字)。

 

大塚製薬工場 プレフィルドシリンジ製剤の新工場、来年4月稼働

大塚製薬工場は7月29日、松茂工場(徳島県松茂町)の敷地内にプレフィルドシリンジ製剤の新工場を設立すると発表した。2025年4月に稼働を開始する予定。同社では現在、プレフィルドシリンジ製剤の製造は子会社ジェイ・オー・ファーマ(島根県出雲市)で行っている。新工場設立で安定供給体制を強化するとともに、生産拠点を分散することで災害時のリスクを低減する。

 

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