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大正製薬、不眠症薬を国内申請へ/持田「エパデール」Meijiに中国販売権 など|製薬業界きょうのニュースまとめ(2024年4月3日)

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AnswersNews編集部

 

大正製薬、不眠症治療薬を申請へ…P3試験で良好な結果

大正製薬は4月3日、不眠症を対象に開発している自社創製のオレキシン受容体拮抗薬ボルノレキサント水和物(開発コード・TS-142)の国内臨床第3相(P3)試験で良好な結果を得たと発表した。今後、国内で承認申請を行う。試験は患者596人を対象に実施。主要評価項目の睡眠潜時、重要な副次評価項目である睡眠効率のいずれも、プラセボと比較して統計学的に有意な改善が認められた。重篤な有害事象は認められなかった。

 

持田「エパデール」MeijiSeikaファルマに中国販売権

持田製薬は4月3日、EPA製剤「エパデールS」(一般名・イコサペント酸エチル)について、MeijiSeikaファルマに中国での独占的販売権を許諾する契約を結んだと発表した。Meijiは提携先の美享生物科技(海南)有限公司を通じて販売する。持田は、中国で同薬を住友ファーマの現地子会社と共同開発。Meijiとはタイとベトナムでも同薬の販売で提携している。

 

ラクオリア、米社に4化合物のオプション権―動物用薬開発に向け

ラクオリア創薬は4月3日、自社で保有する4つの化合物について、米Velovia Pharmaと動物用医薬品開発のためのオプション・ライセンス契約を結んだと発表した。Veloviaは化合物ごとに独占的ライセンスを取得するオプション権を取得。オプション権が行使された場合、ラクオリアは行使料を受け取るとともに、開発マイルストンを受け取る権利を取得する。販売に至った場合はロイヤリティとマイルストンを受け取る可能性がある。

 

住友ファーマ、ロイバント株を980億円で売却

住友ファーマは4月2日、保有する英ロイバント・サイエンシズの株式を同社に売却すると発表した。売却は今月前半を予定しており、売却額は約980億円となる見込み。2024年4~6月期の単体決算に売却益約550億円を計上する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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