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エイツーヘルスケア、日本に新薬開発誘致/コロナワクチン「コスタイベ」実用化に道筋 など|製薬業界きょうのニュースまとめ(2024年3月19日)

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AnswersNews編集部

 

エイツーヘルスケア、ボストンに支店…日本に新薬開発誘致

エイツーヘルスケアは3月19日、1日付で米ボストンに支店を設立したと発表した。ドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロスが問題となる中、現地企業との接点を強化して日本での新薬開発を誘致する。現地企業が日本で開発を行う際には、エイツーヘルスケアがCROサービスを提供するとともに、資金面でも開発をサポートする。日本企業の米国進出も支援する。

 

コロナワクチン「コスタイベ」変異株P3試験に成功…実用化に道筋

Meiji Seika ファルマは3月19日、昨年11月に承認を取得した新型コロナウイルスワクチン「コスタイベ筋注用」について、起源株とオミクロン株BA.4-5に対応した2価ワクチンの国内臨床第3相(P3)試験で主要評価項目を達成したと発表した。変異株でも有効性・安全性が再現できることが確認され、2024年度秋冬接種での実用化に道筋がついた。同社は今後、厚生労働省やPMDA(医薬品医療機器総合機構)との協議を進め、必要な薬事手続きを経て秋冬接種への供給を目指す。コスタイベは、米アークトゥルス・セラピューティクスが開発したレプリコンワクチン。昨年11月、レプリコンワクチンとして世界で初めて承認を取得したが、起源株が対象のため供給は行われていない。

 

協和キリンが買収の英オーチャード、異染性白質ジストロフィー薬が米国で承認

英オーチャード・セラピューティクスは3月18日、米国で異染性白質ジストロフィー(MLD)治療薬「Lenmeldy」(一般名・atidarsagene autotemcel)の承認を取得したと発表した。小児のMLDに対する治療薬の承認は米国初。MLDはARSAと呼ばれる酵素をコードする遺伝子の変異によって起こる疾患。Lenmeldyは、患者から採取した造血幹細胞に正常なARSA遺伝子を導入して投与する治療法で、機能的なARSAを発現させることで疾患の進行を停止または遅らせる。オーチャードは今年1月、協和キリンが総額約700億円で買収した。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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