
ノボ、使用済みペン型注入器をリサイクル…共創未来薬局と協力
ノボノルディスクファーマは3月12日、使用済みのプレフィルド型ペン型注入器を収集してプラスチック部分をリサイクルする取り組みの試験運用を始めたと発表した。試験運用は東京都と神奈川県の一部地域で1年間実施。東邦ホールディングスが運営する共創未来薬局が協力する。取り組みに参加する患者は、指定の薬局で専用の収集ケースを受け取り、それに注射針を外した注入器を入れて薬局に持ち込む。収集した注入器は国内の施設でリサイクルされる。注入器は約77%がプラスチックでできているが、現在は自治体の収集や医療機関への持参を通じて焼却・埋め立て処分されている。ノボは取り組みを通じて環境負荷の軽減につなげたい考えで、試験運用を通じて取り組みを評価・改善し、全国展開を目指す。
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