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武田、MRワクチン自主回収…力価が承認規格下回る/大正製薬HDのMBO成立 など|製薬業界きょうのニュースまとめ(2024年1月16日)

更新日

 

武田、MRワクチンなど自主回収…力価が承認規格下回る

武田薬品工業は1月16日、乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン「タケダ」と乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」の一部ロットを自主回収すると発表した。力価が有効期間満了前に承認規格を下回ることが確認されたため。自主回収対象の製品で有効性・安全性に影響があったとの報告はない。回収対象外のロットでは力価が承認規格を満たしていることを確認している。武田は、回収対象のロットについて力価が承認規格を下回る可能性が否定できない期間も公表。この期間に接種を受けた人に対しては、抗体検査と再接種を無償で受けられるようにする。

 

大正製薬HDのMBO成立、上場廃止へ

大正製薬ホールディングス(HD)は1月16日、MBO(経営陣による自社買収)が成立したと発表した。同社は所定の手続きを経て東証スタンダード市場から上場廃止となる。創業家の上原茂副社長が代表を務める会社が15日まで行っていたTOB(株式公開買い付け)は、買い付け予定株数の下限を上回り、成立した。

 

アムジェン、甲状腺眼症治療薬テプロツムマブを申請

アムジェンは1月16日、インスリン様成長因子1受容体(IGF-1R)阻害薬テプロツムマブを活動性甲状腺眼症の適応で申請したと発表した。申請の根拠となった日本人対象の臨床第3相(P3)試験では、プラセボに比べて眼球突出が2mm以上減少した患者の割合が有意に高かった。海外では、2020年に米国で、疾患活動性や罹患期間に関わらない甲状腺眼症に対する初の治療薬として承認されている。

 

大正製薬「ナノゾラ」オートインジェクターを発売

大正製薬は1月16日、関節リウマチ治療薬のTNFα阻害薬「ナノゾラ皮下注」(一般名・オゾラリズマブ)のオートインジェクター製剤を発売したと発表した。ボタンレスで本体を皮膚に押し当てるだけで薬剤が注入され、注射後は針カバーがロックされることで針刺し事故を防止する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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