キッズウェル・バイオ、細胞治療事業を分社化へ…4月に子会社設立
キッズウェル・バイオは1月12日、細胞治療事業を分社化すると発表した。4月1日付で完全子会社S-Quatre(エスカトル)を設立し、事業を承継する。キッズウェル本体はバイオシミラー事業を中核とし、新会社が乳歯歯髄細胞(SHED)を使った細胞治療事業に特化する体制とすることで、経営資源の最適化を図るとともに、それぞれの事業特性に合った手段で資金調達を行えるようにする。新会社の社長にはキッズウェル執行役員研究本部長の三谷泰之氏が就任する。三谷氏はキッズウェルでの役職も兼務する。
メドレックス、リドカインテープ剤を米国で再申請
メドレックスは1月12日、デ・ウエスタン・セラピテクス研究所と共同開発する帯状疱疹後神経疼痛治療薬「MRX-5LBT」について、米FDA(米国食品医薬局)に承認申請を再提出したと発表した。同薬はメドレックスの独自技術を使った新規のリドカインテープ剤。FDAは昨年9月、審査完了報告通知で非臨床データの一部を再提出するよう要求。メドレックスは追加試験を行わずデータの再解析で対応可能と判断し、今年1月に再申請できるとの見通しを発表していた。