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「オプジーボ」治験結果、平易な要約を日本語で―小野薬品とBMSが翻訳サポート|製薬業界きょうのニュースまとめ(2023年10月12日)

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「オプジーボ」臨床試験結果、平易な要約を日本語で―小野薬品とBMSが翻訳サポート

小野薬品工業とブリストル・マイヤーズ スクイブは10月12日、抗PD-1抗体「オプジーボ」(一般名・ニボルマブ)の臨床試験結果を平易な言葉でわかりやすく要約した「PLS」(Plain Language Summary of Publication)の日本語翻訳の作成サポートを開始したと発表した。PLSは、臨床試験結果などの論文を患者や家族など一般の人が理解しやすくするためのもの。近年、PLSを受け入れる国際ジャーナルが増えており、PLSの出版数も世界的に増加している。第1弾として、非小細胞肺がんを対象に手術前治療としてニボルマブと化学療法との併用療法を検討したCheckMate816試験など3試験のPLSの日本語訳が科学誌「Future Oncology」に掲載された。両社は今後、国際ジャーナルに掲載されたオプジーボの主要な臨床第3相試験のPLSについて、日本語翻訳のサポートを行っていくとしている。

 

日米保健当局、感染症危機対応医薬品の研究開発などで協力

厚生労働省は10月12日、米保健福祉省と公衆衛生上の緊急事態への対応や健康安全保障の強化に向けて協力することを確認する意図表明文書を交わしたと発表した。協力分野として文書に盛り込まれたのは、▽感染症危機対応医薬品等の戦略、計画、研究開発および備蓄▽健康危機管理▽世界的な健康安全保障の強化――など。感染症危機対応医薬品等については、研究開発で具体的に見込まれる共同プロジェクトの特定や備蓄戦略に関する情報の共有などが挙げられている。文書に基づく協力期間は5年間。

 

GHIT Fund 低中所得国での診断薬・ワクチン開発、セネガルの非営利団体と連携強化

グローバルヘルス技術振興基金(GHIT Fund)は10月12日、セネガルの非営利団体ダカール・パスツール研究所と、低中所得国での感染症診断薬・ワクチンの研究開発に対する連携強化の覚書を結んだと発表した。両者は協力を通じて研究開発を加速させるとともに、技術移転やノウハウの共有によって低中所得国での低コストな製造を支援する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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