第一三共、オミクロン株XBB.1.5対応ワクチンを申請
第一三共は9月7日、新型コロナウイルスのオミクロン株XBB.1.5系統に対応した1価mRNAワクチンを申請したと発表した。12歳以上の追加免疫が対象。年内の供給開始を目指している。同社は今年8月、起源株1価ワクチンの承認を取得したが、供給は行っていない。
マルホ「ラピフォート」アジア地域の権利取得
マルホは9月7日、米ジャーニー・メディカルと、多汗症治療薬グリコピロニウムトシル酸塩水和物の韓国、台湾、香港、マカオ、ASEAN10カ国での独占的実施権を取得する契約を結んだと発表した。マルホは契約一時金と販売の進捗に応じたマイルストン、売上高に応じたロイヤリティを支払う。日本では2022年にマルホが承認を取得し、「ラピフォートワイプ」の製品名で販売している。
MSD「キイトルーダ」非小細胞肺がんで術前・術後の適応追加を申請
MSDは9月7日、抗PD-1抗体「キイトルーダ」(一般名・ペムブロリズマブ)について、切除可能な非小細胞肺がんに対する術前化学療法との併用療法と、それに続く術後の単剤療法の適応追加を申請したと発表した。申請の根拠となったP3試験では、プラセボとの比較で無イベント生存期間を統計学的に有意に延長した。