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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2023年8月29日)

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武田 米社から抗FRαADCを導入、卵巣がん対象に国内開発

武田薬品工業は8月29日、米イミュノジェンから、抗葉酸受容体α(FRα)抗体薬物複合体(ADC)mirvetuximab soravtansine-gynxの日本での独占的開発・販売に関するライセンス権を取得したと発表した。同薬は米国でFRα高発現のプラチナ製剤抵抗性卵巣がん、卵管がん、原発性腹膜がんを対象に条件付き承認を取得。武田はFRα高発現卵巣がんを対象に日本で開発を進める。武田はイミュノジェンに一時金と初期マイルストンとして計50億円を支払うほか、開発・販売マイルストンや売上高に応じたロイヤリティを支払う可能性がある。

 

ステラファーマ、初発膠芽腫対象にBNCTの医師主導治験、新型照射装置を利用

ステラファーマは8月29日、筑波大と新型高出力中性子線源を用いた加速器BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)装置「iBNCT001」とBNCT用ホウ素製剤「SPM-011」(製品名・ステボロニン)の医師主導第1相(P1)試験に関する契約を結んだと発表した。対象疾患は初発膠芽腫で、安全性と忍容性を検討する。ステラファーマは、筑波大と高エネルギー加速器研究機構が中心となって行ったiBNCT001の非臨床試験に協力。同装置が発生する中性子ビームの安全性などが確認されたことから、臨床試験に進むことにした。

 

塩野義「フロモックス」小児用を中国で発売

塩野義製薬は8月29日、経口セフェム系抗生物質製剤「フロモックス小児用細粒」(一般名・セフカペンピボキシル塩酸塩水和物)について、提携先の北京華衛医薬(中国)を通じて同国で発売したと発表した。中国では公的保険の適用医薬品として承認され、国家医療保険償還医薬品リストに収載されている。中国では小児を対象とした感染症治療の選択肢が限られており、新たな治療選択肢として期待されるとしている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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