楽天メディカル、英社とライセンス契約…光免疫療法製品を中東・北アフリカで販売
米楽天メディカルは8月21日、英ヒクマ・ファーマシューティカルズと、自社のアルミノックス(光免疫療法)プラットフォームをもとに開発された製品について中東・北アフリカ地域を対象とする独占的ライセンス契約を締結したと発表した。契約に基づき、ヒクマは同地域でアルミノックス治療に用いる製品を独占的に販売する権利を獲得する。楽天メディカルは日本、米国、台湾、インドでアルミノックス治療の開発を進めており、今回の契約でグローバル展開を加速させる。
NEC子会社、長崎大と熱帯感染症向けワクチンの共同研究
日本電気(NEC)は8月21日、子会社NECオンコイミュニティ(ノルウェー)が長崎大と熱帯感染症向けユニバーサルワクチンを設計する共同研究を行うと発表した。長崎大は、国の「ワクチン開発・生産体制強化戦略」に基づくワクチン研究開発拠点形成事業で「シナジー拠点」の1つに採択されており、今回の共同研究は同事業の一環として実施。NECオンコイミュニティのAI技術を活用し、病原体の複数の株に対して幅広く予防効果を発揮するワクチンを設計する。