1. Answers>
  2. AnswersNews>
  3. トピックス>
  4. 【ビジュアルで見る】23年12月期2Q 国内主要製薬決算ハイライト
トピックス

【ビジュアルで見る】23年12月期2Q 国内主要製薬決算ハイライト

更新日

国内主要製薬企業の2023年12月期第2四半期決算のハイライトをまとめました。随時更新。(最終更新8月4日)

 

協和キリン(8月3日発表)

【ビジュアルで見る2023年1~6月期決算/協和キリン】2023年1~6月期業績|売上収益/1992億円/↑7.5%/営業利益/375億円/↓6.1%|主要3製品の売上高1/抗FGF23抗体/クリースビータ/667億円/↑24.7%|2/持続型G-CSF製剤/ジーラスタ/150億円/↑1.4%|3/血液がん治療薬/ポテリジオ/134/億円/↑18.6%|23年12月期の通期予想/従来予想からの変更:なし/売上収益/4260億円//コア営業利益/880億円|決算ハイライト/北米ではクリースビータなどが好調で、/27%増の603億円だった。/一方、国内は薬価引き下げの影響を受け709億円(2.6%減)技術収入は16%増の178億円。喘息治療薬「ファセンラ」の販売ロイヤリティが伸びた

 

売上収益1992億900万円(前年同期比7.5%増)、コア営業利益374億6700万円(6.1%減)。抗FGF23抗体「クリースビータ」をはじめとするグローバル製品が北米を中心に好調だったのに加え、技術収入が増加したことで増収となった。一方、販管費や研究開発費が膨らみ、利益は減少した。23年12月期の業績予想は従来予想(売上収益4260億円、コア営業利益880億円)を据え置いた。

 

大塚HD(7月31日発表)

【ビジュアルで見る2023年1~6月期決算/大塚ホールディングス】2023年1~6月期業績/売上収益/9475億円/前期比↑16.4%/営業利益/1307億円/前期比↑94.6%|主要3製品(グローバル品) の売上高|1/抗精神病薬/レキサルティ960億円/前期比↑27.0%|2/持続性抗精神病薬/エビリファイメンテナ/960億円/前期比↑25.8%|3/V2受容体拮抗薬/ジンアーク/845/億円/前期比↑31.8%|23年12月期の通期予想|売上収益/1兆9050億円/従来予想/+1050億円|営業利益2450億円/+350億円|決算ハイライト|・グローバル4製品(レキサルティ、エビリファイメンテナ、ジンアーク/サムスカ、抗がん剤「ロンサーフ」)の売上高は3371億円。国内でサムスカが後発品参入の影響を受けたが、グローバルでは4製品で計15.8%の増収/・計画を上回って推移していることから通期予想を上方修正

 

売上収益9475億3700万円(前年同期比16.4%増)、営業利益1306億9000万円(94.6%増)。抗精神病薬「レキサルティ」などのグローバル4製品が前年同期比15.8%増の計3371億3800万円と好調だった。23年12月期の業績予想は、売上収益1兆9050億円(従来予想比1050億円増)、営業利益2450億円(350億円増)に上方修正した。

 

鳥居薬品(7月31日発表)

売上高256億9900万円(前年同期比11.2%増)、営業利益15億1000万円(43.7%減)。アレルゲン免疫療法薬「シダキュア」「ミティキュア」などが売り上げを伸ばした一方、売上原価の増加に加え、研究開発費が膨らんだことで大幅な減益となった。23年12月期の業績予想は、売上高を527億円(従来予想比18億円増)に上方修正。各利益は据え置いた。

 

中外製薬(7月27日発表)

【ビジュアルで見る2023年1~6月期決算/中外製藥】売上収益/5797億円|前期比/↓2.7%|営業利益/2109億円/↓26.5%|主要3製品の国内売上高 *コアベース/1/新型コロナウイルス感染症治療薬/ロナプリーブ注射液/812億円/↑33.6%|2/抗がん剤/テセントリク点滴静注/316億円/↑11.3%|3/血友病A治療薬/ヘムライブラ皮下注/267億円/↑20.3%|23年12月期の通期予想|従来予想からの変更:なし|コア売上収益/1兆700億円/↓8.4%/コア営業利益/4150億円/↓8.1%|決算ハイライト|前期に米アレクシオンとの特許訴訟の和解契約による一時金919億円を/計上した反動で減収減益。早期退職に関わる費用は104億円を計上/製品売上高はコアベースで15.5%増の5230億円。ヘムライブラの/海外向けの販売(1039億円、4.2%増)/などが寄与した

 

売上収益5796億5700万円(前年同期比2.7%減)、営業利益2109億1000万円(26.5%減)。前期に米アレクシオンとの特許訴訟の和解に伴う一時金収入があった反動で減収減益となった。製商品売上高はコアベースで15.5%増。血友病A治療薬「ヘムライブラ」の海外向けの販売が好調だったほか、新製品の抗がん剤「ポライビー」や視神経脊髄炎スペクトラム障害治療薬「エンスプリング」などが伸びた。23年12月期の通期予想は従来予想(コア売上収益1兆700億円、コア営業利益4150億円)を据え置いた。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

あわせて読みたい

メールでニュースを受け取る

  • 新着記事が届く
  • 業界ニュースがコンパクトにわかる

オススメの記事

人気記事

メールでニュースを受け取る

メールでニュースを受け取る

  • 新着記事が届く
  • 業界ニュースがコンパクトにわかる