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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2023年3月29日)

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アステラス、ロシュDCジャパンと提携…BlueStar活用し糖尿病管理、23年度に臨床試験

アステラス製薬は3月29日、糖尿病に対するデジタルセラピューティクスの開発・商業化でロシュDCジャパンと提携すると発表した。米ウェルドックから導入した糖尿病治療用アプリ「BlueStar」と、ロシュDCの血糖自己測定器「アキュチェックガイドMe」を組み合わせ医療機器として開発。2023年に臨床試験を開始し、薬事承認と保険適用を目指す。アキュチェックガイドMeで測定した血糖値のデータをBlueStarで記録・保存・転送したり、服薬や食事、運動を追跡したりすることで疾患管理をサポートする。

 

沢井 アロプリノールの一変承認取得、トラストファーマテックで初の「一貫製造」

沢井製薬は3月29日、高尿酸血症治療薬「アロプリノール錠『サワイ』」について、製造所にグループ会社のトラストファーマテックを追加する一部変更承認を取得したと発表した。秤量工程から包装工程までトラストファーマテックの工場で一貫して行う初の製品となり、4月以降に出荷する。抗潰瘍薬「エソメプラゾールカプセル『サワイ』」もすでに一部変更承認を取得しており、今年1月からトラストファーマテックで一部の製造工程を行った製品が出荷されている。

 

科研、bitBiomeと感染症治療薬の共同研究

科研製薬は3月29日、bitBiome(東京都新宿区)と感染症治療薬の共同研究を行うと発表した。bitBiomeは、大規模な微生物シングルセルゲノムデータベースから強い抗菌活性を持つ新規物質を見いだし、その有効性を向上させるプラットフォーム技術を開発している。科研はこの技術を活用し、アンメットニーズの高い感染症に対する治療薬候補の取得を目指す。

 

メドレックス・DWTI、神経疼痛治療薬を米国で再申請

メドレックスとデ・ウエスタン・セラピテクス研究所は3月29日、米国で共同開発している帯状疱疹後神経疼痛治療薬「MRX-5LBT/DW-5LBT」(開発コード)について、米FDA(食品医薬品局)に再申請したと発表した。2020年に申請したが、FDAは追加試験の必要性を指摘。追加試験で良好な結果が得られたため、再申請を行った。審査期間は約6カ月の見込み。同薬はメドレックスの独自技術を使って開発したリドカインテープ剤。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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