アッヴィ「スキリージ」の新剤形発売…クローン病維持療法が対象
アッヴィは2月13日、抗IL-23p19抗体「スキリージ」(一般名・リサンキズマブ)の新剤形となる「皮下注360mgオートドーザー」を発売したと発表した。適応は「中等症から重症の活動期クローン病の維持療法」。クローン病への適応拡大は昨年9月に承認され、寛解導入療法に使用する「点滴静注600mg」は今年1月に先行して発売している。薬価は360mg2.4mL1キット50万8169円で、ピーク時に324億円の販売を見込む。
武田「アドセトリス」皮膚T細胞リンパ腫への適応拡大申請
武田薬品工業は2月13日、悪性リンパ腫治療薬「アドセトリス」(ブレンツキシマブ ベドチン)について、「再発・難治性のCD30陽性皮膚T細胞リンパ腫」への適応拡大を日本で申請したと発表した。海外臨床第3相(P3)試験と、国内で行われた医師主導P2試験の結果に基づく。
東和、23年3月期業績予想を修正…子会社の決算期変更で
東和薬品は2月13日、2023年3月期の業績予想を修正したと発表した。連結子会社の決算期を3月期に統一することに伴い、連結子会社の15カ月分(22年1月~23年3月)の決算を取り込むことになるため。修正後の予想は、売上高2125億円(従来予想比161億円増)、営業利益79億円(8億円減)。