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【ビジュアルで見る】2022年12月期 国内主要製薬 決算ハイライト|トピックス

更新日

国内主要製薬企業の2022年12月期決算のハイライトをまとめました。ビジュアルをまじえてお届けします。随時更新。(最終更新2月15日)

 

大塚HD(2月14日発表)

【ビジュアルで見る2022年12月期決算/大塚ホールディングス】通期業績/売上収益/1兆7380 億円/16.0%↑/営業利益/1503億円/2.7%↓<業績推移のグラフ>20/21/22|売上収益:14,228/14983/17,380|1,986/営業利益1,545/1,503【主要5製品 (グローバル4製品) の売上高】1/抗精神病薬/レキサルティ/1691億円/39.7%↑|2/持続性抗精神病薬/エビリファイメンテナ/1654億円/26.9%↑|3/V2-受容体拮抗薬/ジンアーク/1394億円/138.9%|4/V2-受容体拮抗薬/サムスカ/878億円/↓|5/抗がん剤/ロンサーフ/575億円/↑|研究開発費/2752億円/↑/18.5%/売上比/15.8%|23年12月期予想/売上收益/1兆8000億円/3.6%↑/営業利益/2100億円/139.7%|決算ハイライト/・グローバル4製品の売上収益は計6192億円/(前期比26.4%増)。/23年は/日本でサムスカ後発品の普及が見込まれるが、/2.8%増の6365億円を予想/・腎性貧血治療薬バダデュスタットに関する米アケビアとの契約を終了。/減損損失として415億2100万円を計上した

 

売上収益1兆7379億9800万円(前期比16.0%増)、営業利益1503億2300万円(2.7%減)。抗精神病薬「エビリファイ メンテナ」「レキサルティ」、V2-受容体拮抗薬「サムスカ/ジンアーク」、抗がん剤「ロンサーフ」のグローバル4製品が計26.4%増の6191億8700万円を売り上げ、大幅な増収となった一方、腎性貧血治療薬バダデュスタットに関する減損損失を415億2100万円計上したことで減益となった。23年12月期の業績予想は、売上収益1兆8000億円(3.6%増)、営業利益2100億円(39.7%増)。引き続きグローバル製品が伸びる見通し。

 

中外製薬(2月2日発表)

【ビジュアルで見る2022年12月期決算/中外製藥】<通期業績>売上収益/12599億円/前期比↑26.0%<営業利益>5333億円/↑26.4%<年/売上収益(億円)/営業利益(億円)>20/7869/3012|21/9998/4219|22/12599/5333【主要5製品の国内売上高】1/新型コロナウイルス感染症治療薬/ロナプリーブ注射液/2037億円/前期比↑163.2%|2/抗がん剤アバスチン点滴静注用675億円↓16.6%|3/免疫チェックポイント阻害薬テセントリク点滴静注609億円↓2.1%|4/血友病治療薬ヘムライブラ493億円↑|5/抗IL-6受容体抗体アクテムラ↓<研究開発費>1496億円/売上比11.9%<23年12月期予想>コア売上収益1兆700億円↓8.4%コア営業利益4150億円↓8.1%【決算ハイライト】■6期連続で過去最高の業績。創業以来初の売上収益1兆円突破■海外売上高は3846億円。ヘムライブラ、アクテムラのロシュ向け輸出が増加■抗補体(C5)/抗体「ユルトミリス」の特許をめぐり、米アレクシオンと和解契約(22年3月)。関連収入などで907億円を計上した

 

売上収益1兆2599億円(前期比26.0%増)、営業利益5333億円(26.4%増)。6期連続で過去最高の業績となり、創業以来初めて売上収益が1兆円を超えた。新型コロナウイルス向け抗体カクテル療法「ロナプリーブ」の政府納入で2037億円(163.2%増)を売り上げたほか、ロシュ向けの「ヘムライブラ」「アクテムラ」の輸出が大きく伸びた。営業利益は、抗補体(C5)抗体「ユルトミリス」の特許をめぐって米アレクシオンと結んだ和解契約に伴う収入等として907億円を計上したことで大幅な増益。23年12月期の通期業績予想は、コアベースで売上収益1兆700億円(8.4%減)、営業利益4150億円(8.1%減)。ロナプリープの政府納入の減少や後発医薬品の影響で減収減益を見込む。

 

協和キリン(2月7日発表)

【ビジュアルで見る2022年12月期決算/協和キリン】通期業績|売上収益/3984億円/前期比↑13.1%|コア営業利益/867億円/↑32.0%|年度/売上収益コア/営業利益|20/3183.52/599.55|21/3522.46/656.85|22/3983.71/866.97【主要5製品の売上高】1.抗FGF23抗体/クリースビータ皮下注/1271億円/前期比↑48.7%|2/持続型G-CSF製剤/ジーラスタ皮下注/311億円/↑5.8%|3.血液がん治療薬/ポテリジオ点滴静注/242億円/↑39.9%|4.腎性貧血治療薬/ネスプAG/176億円/↓|5.パーキンソン病治療薬/ノウリアスト/145億円/↑|研究開発費/629億円/↑9.0%/売上比/15.8%|23年12月期予想/売上収益/4260億円/↑6.9%/コア営業利益/880億円|↑/1.5%|決算ハイライト「クリースビータ」/「ポテリジオ」「ノウリアスト」/のグローバル戦略品が伸長。/技術収入も増加したことで2桁の増収増益。日本は5.2%の減収。/薬価改定や抗アレルギー点眼薬「パタノール」への/後発医薬品参入が影響。EMEA/(欧州、中東、アフリカ)/でエスタブリッシュト医薬品13ブランドを独社に譲渡(23年2Qと26年1Qに移管先新会社の株式を売却)

 

売上収益3983億7100万円(前期比13.1%増)、コア営業利益866億9700万円(32.0%増)。国内は薬価改定や抗アレルギー点眼薬「パタノール」への後発医薬品参入で5.2%の減収となったものの、抗FGF23抗体「クリースビータ」(1271億円、48.7%増)などのグローバル製品が伸長。技術収入も増加し、2桁の増収増益となった。23年12月期の予想は、売上収益4260億円(6.9%増)、コア営業利益880億円(1.5%増)。引き続きグローバル製品と技術収入が伸びる見通し。

 

日本たばこ産業(2月14日発表)

医薬品事業は売上収益829億円(前期比3.1%増)、営業利益111億円(1.3%減)。前年度に導出品に関する一時金を計上した反動や、海外ロイヤリティの減少があったものの、子会社・鳥居薬品の売り上げ増で補った。鳥居の研究開発費が前期の約2倍に膨らんだことで利益は微減。23年12月期は、売上収益895億円(8.0%増)、営業利益135億円(21.1%増)を予想する。

 

鳥居薬品(2月10日発表)

【ビジュアルで見る2022年12月期決算/鳥居薬品】通期業績/売上高/489億円/前期比-/営業利益/55億円/19.0%↑【主要5製品の国内売上高】1/スギ花粉症舌下免疫療法薬/シダキュアスギ花粉舌下錠/96億円/前期比/-|2/ダニアレルギーアレルゲン舌下免疫療法薬/ミティキュアダニ舌下錠/87億円/-|3/高リン血症/鉄欠乏性貧血治療薬/リオナ錠/69億円/―|5/外用副腎皮質ホルモン剤|4/アトピー性皮膚炎治療薬/コレクチム/55億円/アンテベート/40億円|研究開発費/17億円/195.5%|売上比/3.4%<23年12月期予想>売上高/509億円/4.1%↑|営業利益/41億円/↓26.0%<決算ハイライト>・22年12月期から「収益認識に関する会計基準」/を適用したため、売上高の前期比は示していない。/・21年4月発売の遺伝性血管性浮腫発作抑制薬「オラデオ」は13億円を販売。/・決算発表と同時に23~25年の中期経営計画を発表。/最終年度のガイダンスは売上高540~570億円、R&D費控除前営業利益は90~100億円。

 

売上高488億9600万円、営業利益55億4000万円(前期比19.0%増)。22年12月期から収益認識基準を更しており、売上高の増減は示していない。基準変更前の前期の売上高は488億9600万円だった。4月の薬価改定が影響したものの、アトピー性皮膚炎治療薬「コレクチム」(54億6900万円)やアレルゲン免疫療法薬「シダキュア」(96億800万円)などが伸びた。23年12月期は売上高509億円(4.1%増)、営業利益41億円(26.0%減)を予想。物価上昇による原価の増加や、ライセンス契約の一時金支払いによる研究開発費の増加などで大幅な減益となる見込み。

 

ペプチドリーム(2月14日発表)

売上収益268億5200万円(前期比185.0%増)、営業利益89億8000万円(120.8%増)。22年3月に放射性医薬品企業のPDRファーマを子会社化したことで大幅な増収増益。放射性医薬品事業の売上収益は114億4632万円だった。23年12月期は、売上収益300億円(11.7%増)、営業利益63億円(29.8%減)を見込む。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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