エーザイ、イスラエルで子会社が自社販売を開始
エーザイは1月19日、イスラエルの医薬品販売子会社「エーザイ・イスラエル」が事業活動を開始したと発表した。同国では現地代理店を通じて抗がん剤「レンビマ」「ハラヴェン」や抗てんかん薬「フィコンパ」などを販売してきたが、今月、エーザイ・イスラエルが製造販売承認を承継し、自社販売を開始した。今後は、ほかのグローバル製品も自社で発売していく予定。
CSLベーリング「ハイゼントラ」服用患者向けアプリの提供開始
CSLベーリングは1月19日、免疫グロブリン製剤「ハイゼントラ皮下注」を服用する患者向けのスマートフォンアプリ「CSL IgG サポートナビ」の提供を開始したと発表した。投与スケジュールの通知機能や投与記録の自動入力、治療記録の管理といった機能を備えており、医療従事者と治療履歴を共有することもできる。同アプリは現在、世界7カ国で使用されている。
カネカ、mRNAのGMP製造能力を増強…現在の5倍に
カネカは1月19日、グループ会社のKaneka Eurogentec(ベルギー)でmRNAのGMP製造能力を増強すると発表した。約20億円を投じて生産能力を現在の約5倍に引き上げる。今年末から順次稼働させる予定。同社はプラスミドDNA生産技術を持ち、世界各国の製薬企業にプラスミドDNAやタンパク質、オリゴ核酸などを提供している。mRNAのGMP製造サービスは2020年に開始した。