JCRファーマ、台湾のCDMOに出資
JCRファーマは7月27日、台湾のCDMO、Mycenax Biotechが行う第三者割当増資を引き受けると発表した。Mycenaxの株式の20.48%を62億円で取得し、持分法適用会社とする。JCRは向こう数年間で複数の開発品のグローバル臨床試験を開始する予定。出資を通じてMycenaxとの関係を強化し、自社生産キャパシティの柔軟性を向上させるとともに、生産活動を加速させ、開発の同時進行を可能とする狙い。
アルフレッサ、メドピア子会社と業務提携
アルフレッサホールディングス(HD)は7月27日、傘下のアルフレッサがメドピアの子会社やくばと(東京都中央区)と業務提携すると発表した。同社が展開する処方箋画像事前送信サービスの拡大に向けた取り組みを共同で行う。アルフレッサとメドピアは今年3月から、医療機関のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する共同事業の検討を行っており、両社はやくばとの合弁会社化も検討する。
スズケン、Ubieに追加出資
スズケンは7月27日、Ubie(東京都中央区)に追加出資したと発表した。同社が第三者割当増資で新たに発行した優先株式を引き受けた。出資額は非開示。両社は2020年4月に資本業務提携を結び、「ユビーAI問診」などUbieが展開するサービスの普及に取り組んできた。今後は、Ubieが検討を進めている製薬企業との連携強化による新たな事業を共同で展開するとともに、両社が保有するデータの利活用についても検討を進める。