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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2022年4月18日)

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塩野義・NEC B型肝炎治療ワクチンを共同研究

塩野義製薬と日本電気(NEC)は4月18日、B型肝炎に対する治療ワクチンの創製に向けた共同研究を行うと発表した。NEC子会社のNECオンコイミュニティ(ノルウェー)も参画し、NECグループのAI技術を活用して開発に取り組む。B型肝炎の治療にはインターフェロンと核酸アナログ製剤が使われているが、前者は副作用の発現頻度が高く、後者は生涯服用しなければならないため、新たな治療選択肢が期待されるという。両社は今後、ほかの感染症でも共同研究を展開していく考え。

 

JCRと帝人、脳梗塞治療薬「JTR-161」の共同開発を終了

JCRファーマは4月18日、急性期脳梗塞を対象とするヒト(同種)歯髄由来幹細胞(DPC)を使った再生医療等製品「JTR-161」について、帝人との共同開発を終了すると発表した。両社は2017年に共同開発・実施許諾契約を締結。19年から国内臨床第1/2相(P1/2)試験を行ってきたが、主要評価項目を達成できなかった。提携解消に伴い、帝人は脳梗塞に関するDPCの権利をJCRに返還する。

 

ベーリンガーインゲルハイム、日本売上高は6.7%の増収

日本ベーリンガーインゲルハイムは4月18日、2021年の国内売上高が薬価ベースで前年比6.7 %増の2082億円だったと発表した。主力の2型糖尿病治療薬「ジャディアンス」「トラディアンス」(計527億円、30.8%増)と抗線維化薬「オフェブ」(510億円、29.8%増)が好調で、2年連続での増収となった。

 

東邦HD、22年3月期の業績予想を上方修正

東邦ホールディングス(HD)は4月18日、2022年3月期の業績予想を上方修正したと発表した。修正後の予想は、売上高1兆2650億円(従来予想比730億円増)、営業利益121億円(57億円増)。新型コロナウイルスの流行による受診抑制の影響が回復傾向にあることに加え、コロナ関連の治療薬・検査試薬や顧客支援システムの販売拡大、物流センターの本格稼働による効率化が寄与し、売上高、営業利益とも従来予想を大きく上回る。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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