「ジャディアンス」左室駆出率問わず使用可能に…添付文書改訂
日本ベーリンガーインゲルハイムは4月6日、SGLT2阻害薬「ジャディアンス錠」(一般名・エンパグリフロジン)について、慢性心不全の適応で左室駆出率を問わず使用を可能とする添付文書の改訂を行ったと発表した。従来の添付文書にあった「左室駆出率の保たれた慢性心不全における本剤の有効性および安全性は確立していないため、左室駆出率の低下した慢性心不全患者に投与すること」の記載を削除した。今回の改訂は、左室駆出率の保たれた慢性心不全で有効性を示した国際共同臨床第3相試験の結果に基づくもので、同試験の成績も添付文書に追記された。
ステムリム 資生堂・阪大との共同研究契約を延長
ステムリムは4月6日、資生堂、大阪大大学院医学系研究科と昨年2月に結んだ共同研究契約を延長したと発表した。共同研究では、皮膚の抗加齢に焦点を当てたメカニズムの解明と、それをもとにした皮膚アンチエイジング用医薬品・化粧品の創出を目指している。これまでの研究で一定の成果を得られたことから、契約を延長して研究を進めることにした。