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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2022年3月22日)

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ペプチドリーム 富士フイルム富山化学の放射性医薬品事業、買収額が84億円減少

ペプチドリームは3月22日、富士フイルム富山化学から買収する放射性医薬品事業の取得額について、当初の見込みから84億4100万円少ない220億5900万円になると発表した。富士フイルム富山化学が「ルタテラ静注」と「ライザケア輸液」の販売権をライセンス契約の終了に伴って導入元に返還するため。買収対象事業を承継する新会社「PDRファーマ」は、両剤の輸出入手続きや包装、物流などの業務を受託する。買収は今月28日に完了する予定。

 

ノーベルファーマ 月経困難症治療薬「ジェミーナ」「ルナベル」が不妊治療に適応拡大

ノーベルファーマは3月22日、月経困難症治療薬「ジェミーナ配合錠」(一般名・レボノルゲストレル/エチニルエストラジオール)と同「ルナベル配合錠LD/ULD」(ノルエチステロン/エチニルエストラジオール)について、不妊治療への適応拡大が11日付で承認されたと発表した。適応は、「生殖補助医療における調節卵巣刺激の開始時期の調整」。いずれも国内での使用実態調査や国内外の診療ガイドラインに基づいて評価された。

 

FRONTEO、AI創薬支援システムによるドラッグマイニング事業を開始

FRONTEOは3月22日、自社開発した創薬AI(人工知能)システム「liGALILEO(リガリレオ)」を使い創薬の効率化を支援する事業(ドラッグマイニング事業)を開始すると発表した。システムは、論文情報や医学薬学データをもとにターゲット分子のポテンシャルを網羅的に分析し、科学性評価や市場性評価をAIでスコアリングする機能を備え、ドラッグリパーパシングやドラッグリポジショニングの効率化に役立つという。同社はすでに論文探索AIやターゲット探索プロセスを効率化するAIを展開しており、これらと組み合わせて創薬プロセスを高速化する。

 

アルフレッサとメドピア、医療機関のDX支援で共同事業を検討

アルフレッサホールディングス(HD)は3月22日、子会社アルフレッサが、メドピアと医療機関のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援する共同事業の検討を開始することで合意したと発表した。アルフレッサの物流網や医療従事者との接点などリアルでの強みに、メドピアの情報サービスやデジタル技術のノウハウを組み合わせる。合弁会社の設立も視野に、今夏に共同事業を始める予定。

 

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