湿布薬の処方上限63枚に引き下げ 後発品加算見直し…22年度診療報酬改定
中央社会保険医療協議会(中医協)は2月9日、2022年度の診療報酬改定を答申した。医薬品給付の適正化では、現在1処方あたり70枚とされている外来患者に対する湿布薬の上限枚数を63枚に引き下げる。後発医薬品の使用促進策では、薬局の後発品調剤体制加算と医療機関の後発品使用体制加算の基準となる使用割合を引き上げるとともに、薬局向けは点数も見直す。
大正製薬「ルセフィ」のODフィルムが承認
大正製薬は2月9日、SGLT2阻害薬「ルセフィ」(一般名・ルセオグリフロジン水和物)のODフィルム製剤の承認を取得したと発表した。携帯性に優れ、服用しやすいことから、アドヒアランスの向上につながるとしている。
スズケン、浅野副社長が社長に昇格
スズケンは2月9日、4月1日付で浅野茂副社長が社長に昇格すると発表した。宮田浩美社長は代表権のある会長に就く。浅野氏は1990年入社。現在はコーポレート本部長を兼務している。
決算
米ファイザー(2021年12月期、2月8日発表)
売上高812億8800万ドル(約9兆3481億円、95%増)、純利益219億7900万ドル(140%増)。新型コロナウイルスワクチンが367億8100万ドルを売り上げ、業績を押し上げた。22年12月期は売上高980億~1020億ドルを予想。新型コロナワクチンは320億ドル、抗ウイルス薬パクスロビドは220億ドルの売り上げを見込む。