アステラス、CFOを社外から招へい
アステラス製薬は2月8日、3月1日付で財務担当(CFO)に菊岡稔氏が就任すると発表した。菊岡氏は、金融、化学、エレクトロニクスなどの業界で経営統括・財務などの主要ポストを歴任。企業経営・統治について豊富な知識と経験を持つという。
塩野義と島津製作所、下水モニタリングを手掛ける合弁会社を設立
塩野義製薬と島津製作所は2月8日、下水モニタリングなど公衆衛生のリスク評価を手掛ける合弁会社「AdvanSentinel」(大阪市中央区)を折半出資で設立したと発表した。両社は、新型コロナウイルスを含む感染症領域で下水モニタリングの社会実装に向けた業務提携を結んでおり、新会社の設立はその一環。
東和 大阪府門真市と認知症の早期発見・予防で連携
東和薬品は2月8日、大阪府門真市と協働し、認知機能低下の早期発見と予防に向けたプロジェクトを開始すると発表した。取り組みでは、新たなスクリーニング手法に関する実証実験を通じて、健康無関心層にアプローチ。健康アプリを使ったリスクの可視化や、地域と連携した健康プログラムの定着に取り組むといい、今年4月をめどに実証実験の一部を開始したい考え。
決算
米アムジェン(2021年12月期、2月7日発表)
売上高259億7900万ドル(約2兆9900億円、前期比2%増)、営業利益76億3900万ドル(16%減)。米イーライリリーとの提携で製造している新型コロナウイルス向け中和抗体の販売が拡大し、業績を支えた。自社製品の売り上げは、販売数量が増加したものの、価格が下落したことで横ばいだった。