
第一三共、研究開発子会社の米プレキシコンを閉鎖へ
第一三共は1月12日、研究開発子会社の米プレキシコンを閉鎖すると発表した。注力する抗体薬物複合体の研究開発に投資を集中させる狙い。プレキシコンは2001年に創業し、第一三共が2011年に買収。現在は約60人の従業員がおり、がんや神経領域の研究開発を行っている。同社の研究開発品目は第一三共グループに移管し、今年3月いっぱいで事業を終了する。
協和キリン 静岡の研究開発拠点、購入電力を100%水力由来に
協和キリンは1月11日、医薬品の研究開発拠点「富士リサーチパーク・CMC研究センター」(静岡県長泉町)に「アクアプレミアム」を導入し、購入電力の100%を水力電源由来の電力に切り替えたと発表した。アクアプレミアムは、東京電力エナジーパートナーが提供する、水力発電所の電気のみを供給する料金プラン。切り替えにより、協和キリングループの年間消費電力の半分以上が水力由来となり、年間CO2排出量を約39%削減できる見通しという。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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