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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年12月6日)

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ダイドーファーマ、希少疾患治療薬の国内P3試験を開始

ダイドーグループホールディングスは12月6日、子会社ダイドーファーマがランバート・イートン筋無力症候群治療薬「DYD-301」(amifampridine)の国内臨床第3相(P3)試験を開始したと発表した。同薬は経口のカリウムイオンチャネル阻害薬。ダイドーファーマは米カタリスト・ファーマシューティカルズから国内の開発・販売権を取得し、開発を進めている。ランバート・イートン筋無力症候群は、自己免疫性・神経筋接合部疾患で、神経終末からアセチルコリンの放出量が減少し、近位筋の筋力低下、自律神経症状などの症状を呈する。

 

リニカル、不正アクセス被害…治験実施医師らの情報など流出の可能性

リニカルは12月6日、社内サーバーに不正アクセスがあったと発表した。従業員や取引先、治験責任医師・分担医師の個人情報などが外部に流出した可能性がある。受託している臨床試験の被験者データを収集・保存するシステムはクラウドサーバー上の別環境にあり、今回の不正アクセスの影響はないという。10月3~22日にかけて、同社の日本、台湾、欧州の拠点に第三者からの不正なアクセスが確認され、11月3日には日本と台湾のサーバーからデータが読み取られた可能性を示す痕跡が見つかった。10月26日には犯行グループから身代金を要求するメッセージが来たが、同社は「犯行グループとコンタクトをとることや、身代金の要求に応じる予定はない」としている。

 

塩野義の新型コロナワクチン、追加接種の国内臨床試験開始

塩野義製薬は12月3日、開発中の新型コロナウイルスワクチン「S-268019」について、追加接種に関する臨床試験を国内で開始したと発表した。試験は、mRNAワクチンを2回接種したあと6カ月が経過した成人を対象に実施。3回目にmRNAワクチンまたはS-268019を接種した際の有効性の非劣性検証と安全性評価を行う。初回の接種については現在、P2/3試験を行っている。

 

バイエル ホールディング、新社長にバイエル薬品のフリオ・トリアナ社長

バイエル ホールディングは12月3日、来年1月1日付でフリオ・トリアナ氏が社長に就任すると発表した。トリアナ氏は今年9月からバイエル薬品の社長を務めており、1月以降は両社の社長を兼務する。現社長のトーマスペーター・ハウスナ―氏は今月31日付で退任する。

 

キッズウェル・バイオ、細胞医薬開発でバイオミメティクスシンパシーズと提携

キッズウェル・バイオは12月6日、乳歯歯髄幹細胞を使った次世代細胞医薬の開発に向け、バイオミメティクスシンパシーズ(BMS、東京都江東区)と委託開発契約を結んだと発表した。BMSの技術を活用して新たな培養法を開発し、乳歯歯髄幹細胞の特性を残したまま疾患部位指向性を強化した細胞を取得することを目指す。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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