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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年10月25日)

更新日

 

長生堂製薬、新社長に日本調剤の小城取締役

承認書と異なる方法で医薬品の製造を行ったなどとして、徳島県から最長31日間の業務停止命令を受けた長生堂製薬は10月25日、同県に業務改善計画を提出したと発表した。原田秀昭社長と取締役4人が退任し、後任の社長に日本調剤の小城和紀取締役(経理・財務・システム担当)が就任。長生堂製薬は同じ日本調剤グループの日本ジェネリックの完全子会社となり、同社との一体化を通じて製造管理や品質管理に関する指導を受ける。

 

日医工サノフィ、12月31日で解散

サノフィと日医工は10月25日、両社の合弁会社「日医工サノフィ」を12月31日付で解散すると発表した。解散に伴い、同月1日以降、日医工が「クロピドグレル錠 25mg/75mg『SANIK』」「フェキソフェナジン塩酸塩錠 30mg/60mg『SANIK』」「セフォタックス注射用 0.5g/1g」「ロレアス配合錠『SANIK』」「プソフェキ配合錠『SANIK』」の製造販売承認を承継する。合弁解消後も、サノフィが製造販売承認を持つ一部長期収載品を含め、製品供給と販売に関する両社の提携は継続する。

 

「キイトルーダ」トリプルネガティブ乳がんの術前・術後療法を申請

MSDは10月25日、抗PD-1抗体「キイトルーダ」(一般名・ペムブロリズマブ)について、「ホルモン受容体陰性かつHER2陰性の乳がんに対する術前化学療法との併用療法と、それに続く術後のキイトルーダ単独療法」として適応追加を申請したと発表した。申請のもととなった国際共同臨床第3相(P3)試験では、術前化学療法のみを行った場合と比べ、病理学的完全奏効率と無イベント生存期間を有意に改善した。米国では今年7月に承認を取得している。

 

キッセイ、22年3月期業績予想を上方修正…営業利益は黒字に

キッセイ薬品工業は10月25日、2022年3月期の連結業績予想を上方修正したと発表した。修正後の業績予想は、売上高323億円(従来予想比8億円増)、営業利益2億円(従来は18億円の赤字予想)。医薬品事業、情報サービス事業の売上高が当初予想を上回る見込みとなったことに加え、海外提携先へのマイルストンの支払いが延期となったことで黒字となる。

 

リボルナ、RNA標的の低分子医薬品の開発でシオノギファーマと提携

リボルナバイオサイエンス(神奈川県藤沢市)は10月25日、シオノギファーマと業務提携に関する基本契約書を締結したと発表した。RNAが生体内で取り得る自然な3次元構造を使ったリボルナ独自の低分子スクリーニング技術と、シオノギファーマの低分子医薬品製造に関する品質管理・技術力を組み合わせ、RNAを標的とする高品質な低分子医薬品の開発を目指す。

 

ノイルイミューン、自社技術の評価で第一三共と提携

ノイルイミューン・バイオテックは10月25日、同社のPRIME技術の評価について、第一三共と提携することで合意したと発表した。PRIME技術は、CAR-T細胞などの遺伝子改変免疫細胞の機能を高めるとともに、宿主自身の免疫細胞を活性化する技術。両社で技術の評価研究を行うとしており、ノイルイミューンは第一三共から技術アクセス料を受領する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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