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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年8月16日)

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「イーケプラ」などに後発品が承認、12月収載へ

厚生労働省は8月16日、今年12月の薬価収載に向けて製薬各社が申請していた後発医薬品を承認した。初めて後発品が承認されたのは、ユーシービージャパンの抗てんかん薬「イーケプラ」やエーザイの抗リウマチ薬「ケアラム」など。ノバルティスファーマ/協和キリンの抗アレルギー点眼薬「パタノール」も、複数の企業が後発品の承認を取得した。詳しくはトピックスで。

 

エーザイ、濾胞性リンパ腫治療薬「タズベリク錠」発売

エーザイは8月16日、EZH2阻害薬「タズベリク錠」(一般名・タゼメトスタット臭化水素酸塩)を発売したと発表した。適応は「再発または難治性のEZH2遺伝子変異陽性の濾胞性リンパ腫」。米エピザイムが創製した薬剤で、発がんプロセスに関与するEZH2を選択的に阻害することでがん関連遺伝子の発現を抑制し、がん細胞の増殖を抑制すると考えられている。エーザイは日本での開発・商業化を担当。同社として初めて連続生産を適用した。薬価は200mg1錠3004.60円で、ピーク時に24億円の売り上げを見込む。

 

武田テバ「ブロプレス」AGが承認

武田テバファーマは8月16日、ARB「ブロプレス錠」(カンデサルタン)のオーソライズド・ジェネリック(AG)「カンデサルタン錠『武田テバ』」の承認を取得したと発表した。カンデサルタンについては、すでにあすか製薬がAGを2014年から販売している。

 

富士製薬、提携先のロータスから後発品を導入

富士製薬工業は8月13日、資本業務提携先の台湾のロータスファーマシューティカルと、同社の後発医薬品1製品について国内での独占的開発・販売権を取得する契約を結んだと発表した。ロータスの製品を導入するのは初めて。今後もパイプライン拡充に向け協議を進めるという。

 

FRONTEO、共和薬品工業との認知症診断支援AI機器での提携を終了

FRONTEOは8月13日、AI(人工知能)医療機器の「会話型 認知症診断支援AIプログラム」について、共和薬品工業との国内での開発・販売に関する業務提携契約を終了すると発表した。同機器の市場環境や両社の事業戦略を踏まえ、協議の上で決めた。FRONTEOは今後、新たな国内外の開発・販売パートナーの選定を行うとともに、ほかのAI企業などとのアライアンス強化に取り組む。同機器が性能進化型AIであることを生かし、性能の向上や機能拡張、適応の拡大を目指す。

 

中外 初の経口SMA治療薬「エブリスディ」を発売

中外製薬は8月12日、脊髄性筋萎縮症(SMA)治療薬「エブリスディドライシロップ」(リスジプラム)を発売したと発表した。SMAに対する初の経口薬で、乳児から成人まで在宅で使用できる。薬価は60mg1瓶97万4463.70円。ピーク時に102億円の売り上げを予測する。

 

アムジェン、片頭痛治療薬「アイモビーグ」の販売開始

アムジェンは8月12日、片頭痛発作の発症抑制薬「アイモビーグ皮下注」(エレヌマブ)を発売したと発表した。同薬は抗CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)受容体抗体で、4週間に1回70mgを投与する。薬価は70mg1mL1キット4万1356円で、ピーク時の売上高予測は153億円。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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