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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年7月27日)

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ペプチドリームと武田、ペプチド薬物複合体創製に向けた提携拡大

ペプチドリームと武田薬品工業は7月27日、中枢神経系疾患に対するペプチド薬物複合体(PDC)の創製に向けた提携を拡大すると発表した。両社は昨年12月に神経筋疾患領域でPDC創製に向けた共同研究・独占的ライセンス契約を締結。新たな契約で、研究分野を慢性神経変性疾患にも広げる。ペプチドリームとJCRファーマが開発したトランスフェリン受容体1結合ペプチドリガンドを使い、武田が複数の中枢神経系ターゲットに対するPDCを作成。候補化合物に血液脳関門通過能を付与する研究を行う。

契約の対価として、ペプチドリームは一時金とマイルストンとして総額で最大約35億ドル(約3903億円)を受け取る可能性があるほか、製品の売上高に応じたロイヤルティを受領する権利を持つ。

 

Meiji、東亞ソシオとの合弁会社の全株式を譲渡

MeijiSeikaファルマは7月27日、東亞ソシオホールディングス(韓国)との合弁会社DMバイオ(同)について、保有するDMバイオの全株式を東亞グループに譲渡することで合意したと発表した。Meijiと東亞ソシオは2015年10月、バイオシミラーの製造・販売を行うDMバイオを設立。GMP体制が完成し、安定的な製造体制が構築できたとして、経営権を東亞グループに集約することを決めた。9月末に株式譲渡手続きを完了する予定。東亞ソシオとのバイオシミラーに関する提携は継続し、Meijiは今後、開発中のウステキヌマブバイオシミラーの開発に注力する。

 

オーファンパシフィック、重症α1-アンチトリプシン欠乏症治療薬「リンスパッド」発売

シミックグループのオーファンパシフィックは7月27日、重症α1-アンチトリプシン欠乏症(AATD)治療薬「リンスパッド点滴静注用」(一般名・乾燥濃縮人α1-プロテイナーゼインヒビター)を国内で発売したと発表した。重度のAATD患者で、慢性閉塞性肺疾患など肺疾患を呈する患者に使用される。同薬はスペインのグリフォルスが開発。外国特例承認制度を活用し、オーファンパシフィックを選任外国製造医薬品等製造販売業者として今年1月に承認を取得した。薬価は1000mg1瓶21万6054円。

 

ビオフェルミン製薬、28日で上場廃止

ビオフェルミン製薬は7月27日、大正製薬HDによる完全子会社化に伴い、同28日で上場廃止になると発表した。大正製薬HDはビオフェルミンのブランドとノウハウを活用するほか、大正製薬の販路を活用してビオフェルミン製品の海外展開を進める。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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