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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年7月19日)

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サノフィ「プラケニル」旭化成ファーマに販売移管…10月1日付

サノフィは7月19日、皮膚エリテマトーデス(CLE)/全身性エリテマトーデス(SLE)治療薬「プラケニル錠200mg」(一般名・ヒドロキシクロロキン硫酸塩)の販売を10月1日付けで旭化成ファーマに移管すると発表した。製造販売承認は販売移管後もサノフィが保有し、製造を担当する。同薬は、日本では2015年に発売された。

 

エーザイ タイで慢性便秘症治療薬「Goofice」を発売

エーザイは7月19日、タイ販売子会社が、慢性便秘症治療薬「Goofice」(エロビキシバット水和物)を発売したと発表した。同薬はEAファーマがスウェーデンのAlbireoから導入した胆汁酸トランスポーター阻害薬。胆汁酸の再吸収に関わるトランスポーターを阻害して大腸に流入する胆汁酸の量を増加し、水分分泌と大腸運動促進により排便を促す。国内では「グーフィス」の製品名でEAファーマと持田製薬が販売。日本を除くアジアでの販売はタイが初めて。

 

小野「ベレキシブル」米国で中枢神経系原発リンパ腫のP2試験開始

小野薬品工業は7月19日、自社創製のBTK阻害薬「ベレキシブル」(チラブルチニブ塩酸塩)について、中枢神経系原発リンパ腫を対象とする臨床第2相(P2)試験を米国で開始したと発表した。試験では、ベレキシブルの有効性と安全性、薬物動態を評価する。同薬は日本で昨年5月に中枢神経系原発リンパ腫治療薬として発売。国内では現在、天疱瘡を対象とするP2試験と、全身性強皮症を対象とするP1試験を行っている。

 

オンコリスの新型コロナ治療薬、治験薬製造をスペラファーマに委託

オンコリスバイオファーマは7月19日、開発中の新型コロナウイルス感染症治療薬「OBP-2011」について、治験薬のGMP製造をイワキグループのスペラファーマに委託することで合意したと発表した。すでに原薬の製造をスペラネクサス(旧・岩城製薬)に委託しており、オンコリスは2022年上半期までに前臨床試験と治験薬のGMP製造を完了させ、臨床試験に入ることを目指している。

 

MICINと国がん、大腸がんの周術期管理アプリを開発

MICINは7月19日、PHRを活用した大腸がん患者の周術期管理アプリの開発に向け、国立がん研究センター東病院と共同研究を開始したと発表した。アプリでは、術前から情報提供を行い、在宅環境で取得できるPHRのモニタリングを実施。入院中は、ビデオ通話を通じて医師によるフォローアップを行い、術後は傷口や排便の記録を含むPHRの記録を通じてセルフケアを促す。研究では、アプリによって患者負担の軽減や日常生活へのズムーズな復帰が可能か検証する。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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