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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年7月6日)

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そーせい 米AI創薬企業と提携、免疫疾患で

そーせいグループは7月6日、AI(人工知能)創薬企業の米InveniAIと提携したと発表した。提携では、AIと機械学習を活用し、免疫調節経路でのGタンパク質共役受容体(GPCR)の役割を解明。免疫疾患での新規治療薬のコンセプトを特定し、新薬創出を目指す。

 

エーザイ OTC薬「ナボリンS」を自主回収

エーザイは7月6日、OTC医薬品の肩こり薬「ナボリンS」の一部製品について、自主回収を開始したと発表した。回収の対象となるのは、製造番号の▽上 2 ケタが、「8Y」「8Z」「11」「12」「13」の製品▽上 1 ケタが、「9」「0」の製品――で、2018年12月~今年2月に出荷された計約140万個。長期安定性試験の結果、有効成分の1つであるメコバラミンの含量が承認規格を下回っている、または下回る可能性があることが確認された。エーザイは重篤な健康被害が発生するおそれはないとしており、これまでに健康被害の報告はないという。

 

Venenoと長瀬産業、新規ペプチド創薬の展開で提携

Veneno Technologies(茨城県つくば市)と長瀬産業は7月6日、ジスルフィドリッチペプチド(DRP)機能性ペプチドによる創薬事業に関する代理店契約と資本提携を結んだと発表した。DRPは、分子内に3つのジスルフィド結合を持つ、20~60アミノ酸残基程度のペプチドの総称。高い生理活性を持つといい、VenenoはDRP創薬システムを開発している。長瀬産業は国内外の代理店としてDRP創薬事業をグローバルに展開するほか、従来手法では創薬が難しいとされる領域で医薬品開発を支援する。

 

Buzzreach 治験関連業務サービスに施設選定支援機能を追加

Buzzreachは7月6日、製薬企業・治験実施医療機関向けの治験関連業務サービス「puzz(パズ)」に、新たに「フィージビリティ・施設選定機能」をリリースしたと発表した。同機能により、フィージビリティ調査と施設選定に関する一連の業務をシステム化。製薬企業と医療機関/SMOの双方の業務を効率化する。

 

シオノギファーマ、来年4月をめどにナガセ医薬品と統合へ

シオノギファーマは7月5日、昨年買収したナガセ医薬品との経営統合に向けた準備を始めると発表した。関係当局の許認可を得た上で、2022年4月1日をめどに経営統合する。シオノギファーマは、高薬理活性対応の原薬・固形製剤・注射製剤製造技術を活用した製造受託に加え、原薬・製剤の連続生産技術開発による新たな医薬品製造プラットフォームの実現に取り組む。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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