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きょうのニュース

製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2021年3月29日)

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FRONTEOとMOLCURE、AI創薬で提携

FRONTEOとMOLCUREは3月29日、AI(人工知能)を活用した創薬DXの推進を目指し、業務提携したと発表した。MOLCUREのAI医薬品分子設計技術と、FRONTEOの論文探索AIシステムや創薬支援AIシステムなどを活用し、創薬研究の高速化・効率化などを目指す。

 

新型コロナワクチン、優先接種対象の「基礎疾患患者」1330万人…IQVIAが推計

IQVIAジャパン グループは3月29日、新型コロナウイルスワクチンの優先接種の対象となる「高齢者以外で基礎疾患を有する人」が全国で約1330万人いるとの推計を発表した。匿名加工されたレセプトデータなどをもとに推計し、併発している場合の重複分は除外した。疾患別では、高血圧、糖尿病、喘息の順に多く、これら3疾患だけで約900万人の対象者がいる可能性があるという。都道府県別では、東京都154万2000人、大阪府100万7000人、神奈川県85万2000人、北海道67万8000人、埼玉県62万9000人など。市区町村レベルの人数も推計しており、IQVIAは「無償提供を前提に、問い合わせに対して個別に対応していく」としている。

 

サイトリ、肝硬変の細胞治療機器を申請

FRACTALEは3月29日、子会社サイトリ・セラピューティクスが、細胞を使った肝硬変治療に使用する医療機器を申請したと発表した。医師主導治験の結果に基づく。患者の皮下脂肪組織から脂肪組織由来再生(幹)細胞(ADRC)を数時間で採取し、経肝動脈経由で肝臓に投与する。低侵襲かつ短時間で実施できると期待されており、承認されれば世界初のADRCによる肝硬変治療となる。

 

住友商事 ゲノム医療領域でゲノメディアと資本業務提携

住友商事は3月26日、ゲノム医療情報サービスを手掛けるGenomedia(ゲノメディア)と資本業務提携し、協業を始めたと発表した。ゲノメディアは、患者の遺伝子異常情報や臨床情報に基づいて独自に開発したデータベースを使い、医療機関や研究機関、サービスプロバイダにゲノム医療関連情報サービスを提供する東大発スタートアップ。住友商事は、医療機関向けの営業や新規事業の開発を支援するほか、子会社の住商ファーマインターナショナルからゲノム解析機器や試薬を提供する。米国など海外での戦略的提携も検討している。

 

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