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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年12月2日)

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ファイザーの新型コロナワクチン、英で承認…来週から使用可能に

英国政府は12月2日、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンを承認したと発表した。欧米製薬企業が開発した新型コロナワクチンの承認は世界初。保健省によると、ワクチンは来週から英国全土で使用できるようになるという。予防接種に関する共同委員会(JCVI)が近く、優先接種に関する助言を示す。

 

薬価調査、平均乖離率は約8.0%

厚生労働省は12月2日、今年9月取引分を対象に行った医薬品価格調査の結果、平均乖離率が約8.0%(速報値)だったと発表した。調査結果は、初の中間年改定となる2021年度薬価改定の基礎資料となる。乖離率は昨年と同水準だったが、消費増税に伴う薬価改定に向けた2年前の調査(7.2%)は上回った。後発医薬品の使用割合は昨年から1.6ポイント増の78.3%だった。詳しくはトピックスで。

 

改正予防接種法が成立

新型コロナウイルスワクチンの接種費用を国が全額負担することなどを定めた改正予防接種法が12月2日、参院本会議で全会一致で可決、成立した。接種は「臨時接種」と位置付け、市町村が実施。新型コロナウイルスワクチンによる健康被害を受けた人に対して製薬企業が賠償を行った場合、国が損失を補償する契約を結ぶことが可能になる。

 

ヤンセン ダラツムマブ皮下注、ALアミロイドーシスで申請

ヤンセンファーマは12月2日、抗CD38抗体ダラツムマブの皮下注製剤について、全身性ALアミロイドーシスの適応で承認申請を行ったと発表した。皮下注製剤は、ダラツムマブにボルヒアルロニダーゼ アルファを配合したもので、今年4月に多発性骨髄腫を対象に申請。ダラツムマブの点滴静注剤「ダラザレックス」は、多発性骨髄腫治療薬として2017年から販売している。

 

シオノギファーマ「抗がん剤曝露調査サービス」の販売でセコム医療と協業

シオノギファーマは12月1日、セコムのグループ会社でメディカル事業を展開するセコム医療サービスと協業し、医療従事者の抗がん剤への曝露を調査するサービスを販売すると発表した。セコム医療システムが販売と受付窓口を担当し、シオノギファーマが曝露状況の試験測定を行う。

 

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