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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年11月30日)

更新日

 

「フォシーガ」慢性心不全への適応拡大が承認

アストラゼネカと小野薬品工業は11月30日、SGLT2阻害薬「フォシーガ」(一般名・ダパグリフロジン)について、慢性心不全への適応拡大が承認されたと発表した。SGLT2阻害薬が心不全の適応で承認されるのは国内初。左室駆出率が低下した心不全患者に対する標準治療への上乗せ効果を評価した臨床第3相(P3)試験では、心不全の悪化(入院または緊急受診)と心血管死からなる複合主要評価項目のリスクをプラセボに比べて26%低下させた。

 

「キイトルーダ」化学療法併用、食道がんファーストラインで申請

MSDは11月30日、免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」(ペムブロリズマブ)について、「根治切除不能な進行・再発食道がん(ファーストライン)」に対する化学療法(シスプラチン、5-フルオロウラシル)との併用療法を申請したと発表した。食道がんでは今年8月、扁平上皮がんに対する化学療法後の2次治療として単剤療法が承認済み。このほか、トリプルネガティブ乳がんの適応でも申請している。

 

エーザイ、シヌクレイノパチー疾患修飾薬を英社と共同研究

エーザイは11月30日、パーキンソン病やレビー小体型認知症などの「シヌクレイノパチー」の新規治療法開発で、英レン・セラピューティクスと共同研究契約を結んだと発表した。レン独自のネットワークキネティクス創薬プラットフォームを使い、α-シヌクレインの凝集過程を選択的に制御する新規低分子化合物の特定を目指す。同プラットフォームは、タンパク質の異常構造や凝集を原因とする疾患に対する創薬のために設計されたもので、キネティクス阻害作用を持つ薬剤の創出・開発に活用されている。

 

アルフレッサ、再生医療のメトセラと資本提携

アルフレッサホールディングス(HD)は11月27日、子会社アルフレッサが再生医療等製品を手掛けるメトセラと資本提携したと発表した。メトセラの発行済全株式の3.03%を取得する。メトセラは、慢性心不全を対象に線維芽細胞群を使った再生医療等製品「MTC001」を開発。来年はじめの臨床試験入りを目指して準備を進めている。アルフレッサはMCT001の製品化を支援するとともに、治験薬の輸送を受託。発売後の流通についても優先交渉権を取得した。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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