アステラス 開発中止のプログラム、売却先募集サイト新設
アステラス製薬は11月25日、研究開発を中止したプログラムの売却先候補となる企業を募るサイトを新設したと発表した。サイトには、戦略的な理由で中止した研究開発プログラムの一部を掲載。外部による研究開発の継続や別の適応での再開発につなげる。サイト(日本語)のURLはhttps://www.astellas.com/jp/ja/contact-r-and-d-programs。
塩野義、北里大と抗マラリア薬の共同研究
塩野義製薬は11月25日、北里大と抗マラリア薬の創製を目指した共同研究を行うと発表した。同社は昨年、マラリアを中心とする感染症分野で長崎大と包括的連携に関する協定を締結。北里大の付属研究所である大村記念研究所で見いだされた抗マラリア作用を持つ微生物由来の化合物群について、塩野義・長崎大の連携と北里大で共同研究を行う。
サノフィ「デュピクセント」のペン製剤を発売
サノフィは11月25日、抗IL-4/13受容体抗体「デュピクセント」(一般名・デュピルマブ)のペン製剤を発売したと発表した。在宅で自己注射を行う患者の利便性向上が期待される。
LINK-J、デンマーク大使館と連携の覚書
ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)は11月24日、デンマーク大使館とイノベーション創出を目的とした連携に関する覚書を結んだと発表した。日本とデンマークのライフサイエンスエコシステムを結びつけ、オープンイノベーションを促進。産業化を視野に、向こう3年間にわたって協力を検討する。