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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年11月13日)

更新日

 

大日本住友 米ユーロバントを完全子会社化、222億円で

大日本住友製薬は11月13日、完全子会社である米スミトバント・バイオファーマを通じ、同社の連結子会社ユーロバント・サイエンシズを完全子会社化すると発表した。スミトバントは現在、ユーロバントの株式の72.4%を保有。約2億1100万ドル(約222億円)を投じて、残りの全株式を取得する。ユーロバントは、泌尿器科疾患に対する治療薬を開発している企業。昨年12月、過活動膀胱治療薬ビベグロンを申請しており、今年12月26日までに承認の可否が判断される。

 

第一三共、オンコロジービジネスユニットを新設

第一三共は11月13日、来年4月1日付で「オンコロジービジネスユニット」を新設すると発表した。がん事業に特化した組織で、▽マーケティング▽市場アクセス・プライシング▽メディカルアフェアーズ▽アライアンスマネジメント――の機能を持つ。ビジネスユニットのトップには、米子会社・第一三共インク社長CEO(最高経営責任者)のケン・ケラー氏が就く。

 

ヘリオス、再生医療ファンドを立ち上げ

ヘリオスは11月13日、再生医療分野の企業に投資するベンチャーファンドを立ち上げると発表した。来年1月に第1号となる案件への投資を始める。アジア地域の政府系ファンドも出資する予定。

 

アンジェス カナダ企業と共同開発の新型コロナ治療薬、米で臨床試験へ

アンジェスは11月13日、カナダのバソミューン・セラピューティクスと共同開発しているTie2 チロシンキナーゼ受容体アゴニスト「AV-001」について、米国で中等度から重度の新型コロナウイルス感染症肺炎患者を対象に臨床試験を行うと発表した。米FDA(食品医薬品局)から臨床試験開始の許可を得た。同薬はカナダ・トロントのサニーブルック病院が創製。Tie2アンジオポエチン経路を活性化することで、血管機能を正常化させ、血管内皮バリアを回復させる作用を持つという。

 

富士製薬、月経困難症治療薬をエムスリーと共同で開発・販売

富士製薬工業は11月12日、月経困難症を対象に開発しているエステトロール/ドロスピレノン配合剤(開発コード・FSN-013)について、エムスリーと共同で開発・販売する契約を結ぶことで合意したと発表した。開発費用の一部(上限15億円)をエムスリーが負担するとともに、同社のe-プロモーションサービスを使って販売活動を展開する。富士製薬は2016年、ベルギー企業から同剤の日本・ASEANでの開発・販売権を取得。国内では臨床第2相(P2)試験を終了しており、24年の発売を目指している。

 

決算

東和薬品(2020年4~9月期、11月13日)

売上高746億4000万円(前期比34.9%増)、営業利益87億8200万円(4.7%減)。今年1月に買収したペンサ・インベストメンツ(スペイン、現トーワ・ファーマ・インターナショナル・ホールディングス)が寄与し、大幅な増収となった一方、買収に伴う費用が利益を圧迫した。国内事業は、1.0%の増収、7.4%の営業減益。21年3月期の業績予想(売上高1500億円、営業利益143億円)は据え置いた。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

大日本住友製薬
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