千寿「アイラミド」発売、大塚とコプロ
千寿製薬は6月16日、緑内障・高眼圧症治療薬の新配合点眼薬「アイラミド」(一般名・ブリモニジン酒石酸塩/ブリンゾラミド)を発売したと発表した。情報提供活動は販売提携を結ぶ大塚製薬と共同で行う。薬価は1mL492.20円。ピーク時に37億円の売り上げを見込む。血圧や心拍数を低下させる作用のあるβ遮断薬を配合しない緑内障・高眼圧症治療用配合剤は国内初。
大日本住友「KYNMOBI」カナダでも承認
大日本住友製薬は6月16日、舌下投与フィルム製剤のパーキンソン病治療薬「KYNMOBI」(アポモルヒネ塩酸塩水和物)について、米子会社サノビオンがカナダで承認を取得したと発表した。適応は「パーキンソン病に伴うオフ症状」で、米国でも先月承認された。
アルフレッサ 吸入指導用動画資材の提供を開始
アルフレッサホールディングスは6月16日、子会社アルフレッサが、薬局での吸入薬の服薬指導を支援する動画資材の提供を開始したと発表した。お薬手帳に貼れるサイズのQRコードを吸入薬ごとに11種類用意し、これを読み取ると吸入薬の操作や吸入方法を動画で確認することができる。QRコードはアルフレッサの医療従事者向け会員制ポータルサイトで入手可能。
あすか、創立100周年に合わせ「女性のための健康ラボMint+」設立
あすか製薬は6月16日、同日の創立100周年に合わせて、女性特有の症状で悩む人を支援する新組織「女性のための健康ラボMint+(ミント)」を設立したと発表した。同名のウェブサイト(https://www.aska-pharma.co.jp/mint/)を開設し、女性の身体やホルモンの基礎知識、女性ホルモンの変化によって引き起こされる症状などに関する情報発信を開始。今後、▽月経トラブル▽妊娠・出産・産後▽更年期からの女性の健康――などのテーマでコンテンツを拡充していく。
協和キリン「ポテリジオ」欧州で販売開始
協和キリンは6月15日、抗CCR4抗体「POTELIGEO」(モガムリズマブ、日本製品名・ポテリジオ)の販売をドイツで開始したと発表した。適応は、皮膚T細胞性リンパ腫の主な病型に分類される「全身治療歴を有する成人の菌状息肉腫およびセザリー症候群」。欧州委員会から2018年11月に承認された。