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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年6月1日)

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第一三共と米メルクが開発提携、DS-1062とキイトルーダの併用療法で

第一三共は6月1日、抗TROP2抗体薬物複合体(ADC)「DS-1062」と免疫チェックポイント阻害薬「キイトルーダ」(一般名・ペムブロリズマブ)の併用療法の開発で米メルクと提携したと発表した。メルク子会社と併用療法を評価する臨床試験の実施に関する契約を結んだ。活性化遺伝子異常のない進行・転移性非小細胞肺がんを対象に、日米で臨床第1相(P1)試験を行う。DS-1062は現在、切除不能進行非小細胞肺がんに対する単剤療法のP1試験を日米で行っている。

 

塩野義が新中計 プラットフォームビジネスに注力、24年度に売上高5000億円

塩野義製薬は6月1日、2020~24年度の中期経営計画を発表した。28年ごろの抗HIV薬の特許切れを見据え、注力する8つのパイプラインの開発を推進。海外での自社販売を拡大するとともに、プラットフォームビジネスビジネスを展開し、24年度に売上高5000億円、コア営業利益1500億円を目指す。今回の中計は「新たなプラットフォームでヘルスケアの未来を創り出す」とする2030年ビジョンの達成に向けた第1段階との位置付け。

 

鳥居とあすか「リオナ」申請中の鉄欠乏性貧血の適応でコ・プロ

鳥居薬品とあすか製薬は6月1日、鳥居薬品が販売する「リオナ」(クエン酸塩第二鉄水和物)について、申請中の鉄欠乏性貧血の適応でコ・プロモーション契約を結んだと発表した。適応拡大の承認後、鳥居薬品は腎臓内科や透析科などの慢性腎臓病領域を持つ医療機関に、あすか製薬は産婦人科を持つ医療機関に情報提供活動を行う。同薬は14年に高リン血症治療薬として発売。同適応では鳥居薬品が単独で情報提供活動を続ける。

 

日本BI「オフェブ」進行性線維化を伴う間質性肺疾患に適応拡大

日本ベーリンガーインゲルハイムは5月29日、抗線維化薬のチロシンキナーゼ阻害薬「オフェブ」(ニンテダニブ)について、進行性線維化を伴う間質性肺疾患への適応拡大が承認されたと発表した。間質性肺疾患では18~32%の患者に進行性の線維化が見られるといい、同適応に使用できる治療薬は日本で初めて。

 

バイエル薬品、デジタル技術を支援するオープンイノベーションプログラムの募集開始

バイエル薬品は6月1日、デジタルヘルステクノロジーを持つスタートアップ企業を支援するオープンイノベーションプログラム「G4A Tokyo Dealmaker 2020」の募集を開始したと発表した。募集締め切りは8月14日。がん、循環器、研究開発の3領域の課題について、デジタル技術を使った解決方法を募集する。同プログラムは2016年から行っており、今回で7回目。

 

【AnswersNews編集部が製薬企業をレポート】

第一三共
塩野義製薬

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