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製薬業界 きょうのニュースまとめ読み(2020年5月21日)

更新日

 

アステラス、ロキサデュスタットを欧州で申請

アステラス製薬は5月21日、米ファイブロジェンと共同開発しているHIF-PH阻害薬ロキサデュスタット(日本製品名・エベレンゾ)について、慢性腎臓病に伴う貧血を対象に欧州で申請し、欧州医薬品庁(EMA)から受理されたと発表した。申請は透析期と保存期(透析導入前)の臨床試験結果に基づく。同薬は昨年11月、日本で透析期の腎性貧血の適応で発売。米国でもファイブロジェンが申請を済ませている。

 

阪大・アンジェスの新型コロナワクチン、製造にAGCとサイティバが参画へ

大阪大とアンジェスが開発中の新型コロナウイルス感染症DNAワクチンの構築と製造を担うタカラバイオは5月21日、ワクチン製造にAGCバイオロジクスとサイティバが参画すると発表した。AGCが中間体の分担製造を担当し、サイティバは精製用資材を優先的に供給する。タカラバイオは、3社の協力体制によりDNAワクチンの大量製造体制が構築できたとしている。

 

帝人 地域包括ケアシステム関連事業の創出に向けPREVENTと提携

帝人は5月20日、名古屋大発スタートアップ企業のPREVENT(愛知県名古屋市)と資本業務提携することで合意したと発表した。PREVENTは、レセプト(診療報酬明細書)や健康診断データから疾患の発症を予測する医療データ解析事業や、デジタルデバイスを活用した生活習慣改善指導による重症化予防支援事業を展開。帝人はPREVENTに出資し、同社の重症化予防事業の全国展開を支援するほか、地域包括ケアシステム関連新事業の創出を目指す。

 

メドピアとEPフォース 製薬企業向けマーケティングサービスを共同開発

メドピアは5月21日、CSOの EPフォース(EPSホールディングス傘下)と、製薬企業向けのリモートディテーリングサービスを共同開発することで合意したと発表した。メドピアが自社の医師専用コミュニティサイトで提供するチャットツールを活用。EPフォースのコントラクトMRらが、リモートで情報の提供・収集ができるようにする。サービスのリリースは今年6月を予定。オウンドサイトやリモートディテーリング機能を持たない製薬企業でもオンラインでの情報提供体制を構築できるという。

 

IQVIA、自社コントラクトMRにリモートディテーリング環境を導入

IQVIAジャパングループは5月21日、CSO事業に携わるコントラクトMRら1500人超を対象に、リモートディテーリングプラットフォームを導入すると発表した。グループの旧カドリッジが開発したシステムで、特別な準備なく利用できることが特徴。将来的には、国内の製薬企業にリモートディテーリングを標準装備したMRチームを派遣するなど、人材とテクノロジーを組み合わせたソリューションを展開していく。

 

決算

ゼリア新薬工業(2020年3月期、5月21日発表)

売上高604億2600万円(前期比2.3%減)、営業利益40億9400万円(9.6%増)。医療用医薬品、コンシューマーヘルスケアとも減収となったが、潰瘍性大腸炎治療薬「アサコール」の海外での販売増や販管費の削減で増益となった。新型コロナウイルス感染症の影響を算定できないとして、21年3月期の業績予想は「未定」としている。

 

AnswersNews編集部が製薬企業をレポート

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