
イワキ、CMC研究受託のスペラファーマを買収
医薬品商社のイワキは1月27日、CMC研究受託企業のスペラファーマを買収すると発表した。親会社の武州製薬から約60億円でスペラファーマの全株式を取得し、完全子会社化する。買収は3月に完了する予定。スペラファーマは武田薬品工業からスピンアウトして2017年に設立された。イワキは買収を通じて研究開発受託業務を強化する。
トラスツズマブ デルクステカン、先駆け指定の胃がんP2で主要評価項目達成
第一三共は1月27日、抗HER2抗体薬物複合体トラスツズマブ デルクステカンについて、HER2過剰発現の胃がんを対象に日本と韓国で行った臨床第2相(P2)試験で主要評価項目を達成したと発表した。同薬は日本で昨年9月にHER2陽性乳がんの適応で申請。胃がんでは2020年度第1四半期(20年4~7月)の申請を予定している。先駆け審査指定制度の対象品目に指定されており、胃がんでも年内に承認される可能性がある。
イワキ 前田薬品に資本参加
イワキは1月27日、医療用・一般用の外用剤を手掛ける前田薬品工業(富山市)に資本参加すると発表した。イワキは子会社の岩城製薬で外皮用剤を中心とする医薬品と医薬品原料を製造。資本参加によって、生産能力の最適配置や医薬品原料の調達機能の強化を図り、外皮用剤市場でのプレゼンス向上を目指す。
シミックとサスメド、リアルワールドデータのAI解析サービスを開始
シミックは1月27日、デジタル医療の研究開発を手掛けるサスメドと、リアルワールドデータなどのビッグデータを人工知能(AI)で簡易解析するサービスの提供を開始したと発表した。製薬企業が持つビッグデータをシミックが分析用に加工し、サスメドのAI自動分析システムを使って短期間で解析する。
AnswersNews編集部が製薬企業をレポート
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