
東和 バンダイナムコ研究所と服薬支援ツール開発へ
東和薬品は1月21日、バンダイナムコ研究所と服薬支援ツールの開発に向けた基本合意を結んだと発表した。ゲームの手法を取り入れた服薬支援ツールを共同で開発し、アドヒアランス向上と残薬の解消を目指す。
東和がツールを立案し、バンナムがツール内のコンテンツやソフトウェアを企画・開発。東和とソフトウェア開発のTISが設立した合弁会社「Tスクエアソリューションズ」で、服薬情報を管理するプラットフォームの構築や、ツールを使ったサービスの企画を行う。
タカラバイオ 再生医療等製品の製造施設を増設
タカラバイオは1月21日、滋賀県草津市の本社敷地内に建設していた再生医療等製品の研究・製造施設「遺伝子・細胞プロセシングセンター2号棟」が完成し、今月から本格的な操業を開始したと発表した。2号棟の延床面積は2014年に完成した1号棟の2倍以上。再生医療等製品のCDMO事業や自社の遺伝子治療薬の製造を強化する。
ジーンテクノ、MabGenesisと希少・難治性がんの抗体医薬を共同研究
ジーンテクノサイエンスは1月21日、バイオベンチャーのMabGenesisと、希少がんや難治性がんに対する抗体医薬の共同研究契約を結んだと発表した。宮崎大の森下和広教授と藤田医科大の黒澤仁教授が開発した抗体単離技術を使い、がん抗原に特異的な抗体を取得。新たな作用機序を持つがん治療薬として開発する。
あわせて読みたい
オススメの記事
-
第一三共「エンハーツ」子宮内膜がん1次治療でP3開始/FRONTEOと塩野義、認知機能検査AIの臨床試験開始 など|製薬業界きょうのニュースまとめ読み(2025年6月10日)
-
【2025年版】国内製薬会社ランキング―トップ3は今年も武田・大塚・アステラス、海外好調で軒並み増収
-
【2025年版】製薬会社世界ランキング―トップ3はロシュ、メルク、ファイザー…リリーがトップ10入り
-
MRの求人は9%増、大型採用続く…研究・製造も内資系企業中心に募集活発|製薬業界 今月の転職求人動向レポート(2025年5月)
-
2024年 国内新薬承認取得数ランキング…最多は11承認のアストラゼネカ、新規有効成分はファイザーがトップ