抗HIV薬「ドウベイト」「ピフェルトロ」22日に薬価収載
中央社会保険医療協議会(中医協)総会は1月15日、14日付で承認されたヴィーブヘルスケアの抗HIV薬「ドウベイト」(一般名・ドルテグラビルナトリウム/ラミブジン)とMSDの同「ピフェルトロ」(ドラビリン)の薬価収載を了承した。22日に収載する。
ドウベイトはインテグラーゼ阻害薬とヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬の2剤配合剤で、薬価は1錠4814.70円。非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害薬のビフェルトロは100mg1錠2147.80円となった。ピーク時の売上高予測は、ドウベイトが23億円、ビフェルトロが8.7億円。いずれも新薬創出・適応外薬解消等促進加算の対象となる。
豪州 一部OTCと医薬部外品、日本の審査報告書で迅速審査
厚生労働省は1月15日、日本で承認された一部のOTC医薬品と医薬部外品をオーストラリアで登録申請する際、日本の審査報告書を提出することで審査が迅速化されるようになったと発表した。オーストラリアの「補完薬」(ハーブ、ビタミン、ミネラルなどを成分に含む医薬品)に相当する製品が対象。オーストラリアでは昨年10月から、医療用医薬品でも日本の審査報告書を提出することで迅速な審査が行えるようになっている。